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うわっ…私のデスクトップ、デカすぎ…?

これは小さい!富士通、法人向けデスクトップ「ESPRIMO」

2011年10月13日 07時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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富士通「ESPRIMO B531/D」(12万2000円から)。無線LANルーターに見える

 富士通は12日、法人向けの小型デスクトップパソコン「ESPRIMO」シリーズ、ノートパソコン「LIFEBOOK」シリーズの新製品を発表した。LIFEBOOKは、タブレットとして使えるタイプ、重量が軽いモバイルノートタイプの2つがある。ESPRIMOは12万2000円から。

 ESPRIMOシリーズの「ESPRIMO B531/D」は、幅168×奥行き53×高さ168mmの超小型デスクトップパソコン。別売りのモニターマウントキットで、パソコンを液晶ディスプレイの背面にとりつけて一体型にすることもできる。ディスプレイとパソコンの電源が連動し、正面にあるディスプレイの電源ボタンを押せば、パソコンも起動する仕組み。

 CPUは低消費電力タイプのCore i3-2120(2.6GHz)もしくはCeleron-G530T(2.0GHz)で、通常使用時の消費電力は約17W。メモリーは2GB、HDDは160GB、インターフェースはUSB 2.0ポート×6。OSはWindows 7 Professionalを搭載する。価格は、CPUがCore i3なら13万4000円、Celeronなら12万2000円。発売は12月下旬から。

こんなに小さくても動作音は静かだった。発売は12月下旬から

ディスプレイの背面にマウント。ディスプレイ正面の電源ボタンを押せばパソコンも起動する

 LIFEBOOKシリーズの「LIFEBOOK T731/D」は、12.1型ワイドサイズ(1280×800ドット)のノートパソコン。ディスプレーを裏返せば、タッチ入力できるタブレットPCになる。約178度とディスプレーの視野角は広め。営業資料などを見せるときに便利だ。

 CPUはCore i5-2520M(2.5GHz)で、メモリーは2GB。HDDは250GBで、標準だと光学ドライブは未搭載(オプションあり)。バッテリー駆動時間は標準約7.4時間、オプションで最大約12.6時間。長時間バッテリーは光学ドライブの空きスペースを使うため、長時間バッテリー+光学ドライブの組み合わせはできない。サイズは幅297×高さ233×奥行き38.4mm、重量は約1.88kg。10月下旬発売で、価格は27万1000円から。

LIFEBOOK T731/D。タブレットにもなる。視野角が広いのでプレゼンに便利

 LIFEBOOKシリーズの「LIFEBOOK T771/D」は、やはり12.1型ワイドサイズ(1280×800ドット)のノートパソコン。こちらはサイズが幅282×高さ215×奥行き29.9mm、重量が約1.16kgのモバイル向けモデル。上位機はドコモのLTE通信「Xi」(クロッシィ)に対応し、現在の3G回線に加え、高速な4G回線でも通信できる。

 CPUはCore i5-2520M(2.5GHz)/Core i3-2320M(2.2GHz)/Celeron 857(1.2GHz)のいずれかで、LTE対応はCore i5モデルのみ。メモリーは標準1GB(最大8GB)、HDDは標準250GB(最大500GB)。バッテリー駆動時間は標準約5.2時間、オプションで最大約17.4時間(!)。こちらも光学ドライブは標準未搭載、バッテリーの機構もT731/Dと同じだ。光学ドライブの位置には、オプションで小型プロジェクターも搭載できる(+6.7万円)。

 発売は10月下旬で、価格はCore i5で25万3000円、LTE対応なら29万円。Core i3で24万8000円、Celeronなら20万8000円だ(いずれもLTE非対応)。

LIFEBOOK T771/D。12.1型&1.16kgの軽量モバイルノート。上位機はドコモの4G回線「Xi」に対応

光学ドライブの位置には、長時間バッテリーや小型プロジェクターが搭載できる。「プレゼン先でプロジェクターを借りるのが申しわけない(実は面倒くさい…)」というお悩みも解消

 またLIFEBOOKはいずれも「ゼロワットACアダプター」という節電機能が使えるようになっている。パソコン上のソフトで設定を済ませると、バッテリーの電源プラグをコンセントに差し込んだ状態でも指定時刻以外は充電しないようになる。「朝と夜は充電しない」など、電力が足りる時間/足りない時間を設定することでピークシフトに備える仕組みだ。

電力が不足しがちな時間帯に充電しないことでピークシフトができる



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