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今さら聞けない人のためのWindows 7特集 第2回

ベンチマークでわかる Windows 7 32bit vs 64bit

2011年10月12日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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PCMark 7

PCMark 7

 同様に総合ベンチマークテスト「PCMark 7」で計測した。

PCMark 7の計測結果。単位はPCMark scoreが総計スコア、Video playbackが「fps」、Video transcoding - downscalingが「KB/秒」、System storage - gamingが「MB/秒」、Graphics - DirectX 9が「FPS」、Image manipulationが「百万ピクセル/秒」、System storage - importing picturesが「MB/秒」、Web Browsingが「ページ/秒」、Data decryptingが「MB/秒」、System storage - Windows Defenderが「MB/秒」

 PCMark 7で総合値で最も高スコアを記録したのは、意外なことに4GBメモリーの32bit環境だった。項目別に見ると、32bitが速いもの、64bitが速いものに分かれているのが興味深い。また32bit、64bit環境のいずれでも、メモリーサイズの大きいほうが全般的なスコアが良好である。

CrystalDiskMark 3.0.1b

CrystalDiskMark 3.0.1b

 ストレージの性能を計測する「CrystalDiskMark 3.0.1b」で、HDD性能について計測した。CrystalDiskMarkにも32bit版、64bit版があり、64bit環境では両者で計測している。

「CrystalDiskMark 3.0.1b」の計測結果。単位はMB/秒

 32bit環境と64bit環境を比較すると、シーケンシャルリード/ライトについては64bit環境のほうが速かった。ランダムリード/ライトは誤差程度の差しかない。メモリーサイズに関しては、シーケンシャルリード/ライトでは4GBが最も速く、ついで8GBという結果になった。また64bit環境では、CrystalDiskMarkの32bit/64bit版の違いはほとんどない。

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