実機で確認して完成
サンプル2を実機に転送して動作を確認してみましょう。サンプル1のときと同様に、MacとiPhoneを接続したままにし、プロジェクトウィンドウの「ビルドと実行」ボタンをクリックします。しばらくすると実機に転送され、以下のような画面になります。
録音ボタンをタップすると録音が開始され、録音時間とストレージの空き容量がリアルタイムで表示されます。
録音停止ボタンをタップすると録音が終了し、録音時間を表示します。
再生ボタンをタップして録音したボイスデータが正しく再生されるか確認します。
無事に再生できればOKです。途中で停止させたい場合は再生停止ボタンをタップします。
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次回はCapture APIを使って録音とビデオ録画を試してみましょう。
PhoneGapの開発元、アドビ傘下へ
すでにご存じの方もいると思いますが、PhoneGapを開発しているNitobi社を米アドビ システムズが買収すると発表しました(アドビによるプレスリリース)。これにより、PhoneGapの開発にはアドビの意向も大きく反映されることになります。
現時点でも、アドビのDreamweaverにはPhoneGapを利用してiOS/Android用のアプリケーションを作成する機能があります。このまま、PhoneGap単独で使えるのか、それともDreamweaverに組み込まれてしまうのかは分かりません。
いずれにせよ今後の動向には注視しておきたいところです。