130Rで大迫力のショットが撮れるんです
午後のクオリファイは130Rとヘアピンで撮ると決めて移動を開始。そろそろ巡回バスを出してくれないかしらと思いつつ、テクテクと歩くわけだが、今回は改修された部分を見ながら移動できたので楽しかった。また、最終コーナーからヘアピンへ行くルートは、各スポットで撮影しつつ向かうことができる。初めてのサーキットという場合は、こちらのルートを満喫したほうがいいだろう。なお、予選日はシケイン前を過ぎると自販機しかないことが多々あり。今回はヘアピン前の売店が開いていたが、基本的に食料難民になりやすいので、スタンド前での腹ごしらえをお忘れなく。
130Rはバックストレートからの飛び込みなので撮りにくいと思われがちだが、逆にブレーキングしてからスィーっと進んでいくし、位置関係も変わりにくいため、練習に最適な撮影ポイントだと思っている。ただし、物陰からマシンが出てくるので、耳を使って接近を察知しておくとなお良い感じだ。ヘアピンはスタンドがだいぶ撮りやすくなっていた。突っ込みから立ち上がりまで見られ、しかもコースに近いので200mmでも大きく写せる。ディスクブレーキが真っ赤になっているところを狙いたいなら、ヘアピン進入側からがオススメ。
「前日ブリーフィング」は夜から!
レースフォトグラファー講座の宿泊プランを選んでいる場合には、「前日ブリーフィング」への参加が必須。お堅いといえばお堅いが、雰囲気はアットホームなので肩肘を張る必要はない。だいたい20時開始となっている。
土曜日はクオリファイ後半から雨天になったので、明日のことを考えて途中からホテルへ戻った。レイングッズも用意していたが、本番は明日だし、無理して機材に不調が出ても困るためだ。あと、寝てなくて眠いだとか原稿があるのだとか、そんな理由もあったのだが。
ブリーフィングまでの定番パターンは、ホテルのお部屋に荷物を運び込み、天然温泉にレッツゴーだ。ホテル宿泊客であれば無料で入れるため、思いっきり「ぼへーっ」とできる。なお、ホテルは相部屋だが、夕方にチェックインする人もいれば、ギリギリまで写真を撮っている人もいるため、相部屋の人と遭遇するのはブリーフィング後ということが多い。今回は珍しく、ブリーフィング前に遭遇できた。