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ASCIIも出展&全力取材! CEATEC JAPAN 2011レポート 第15回

将来は電気自動車で何でも給電が可能に!?

2011年10月06日 22時34分更新

文● ASCII.jp編集部

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 まだ試用段階の製品を見て触って楽しむのもCEATECの醍醐味。今回は、電気自動車のバッテリーを利用してゲーム筐体や屋台の電力に使用したり、関東在住の人には何かと気がかりな放射性物質を除去できる浄水器などが展示されていた。

さまざまな未来的製品が展示されていたのは、「Smart Community“ZERO”」というブース

「アイ・ミーブ」からゲーム機に電力を供給

会場では三菱自動車の「アイ・ミーブ」に内蔵された蓄電池を利用してゲームの筐体を動かしていた

家庭用電力に変換しているオレンジ色の“給電原理試作機”

「自立駆動型遠隔監視センサー」

太陽光発電で動作する「自立駆動型遠隔監視センサー」。上部には太陽電池、上段にはGPSや通信ユニットを備えた本体を内蔵している。カメラや各種センサーを取り付けられる追加ユニットを下段に搭載することで、目的に応じた測定に役立てられるとのこと

地域貢献型自販機

こちらの自販機は電光板を用意することで、普段は地域ニュースや時事ニュースを配信し、緊急時には災害情報を提供できるもの。上部にソーラーパネルを設置することで、日中には発電・蓄電を行なえ、電力の供給が停止してしまっても、内蔵されたバッテリーが稼動して最大48時間の飲料提供が可能だという

「有機薄膜太陽電池」

向こう側が透けそうなほど薄い、フイルムタイプの「有機薄膜太陽電池」。2011年中には半透明製品の発売を目指しているという

災害用浄水器

筆者が気になったのは、海水だろうが放射性物質を含んだ水だろうが浄水できる災害用浄水器。ガソリン式・モーター式・トランク式の3種類が製造されている

展示されていたのはモーター式。消費電力は660Wとのこと。最大出力の一般的なヘアドライヤーよりも低いので、乳幼児の飲料水に悩むご家庭でも使用できるだろう

NISSAN New Mobility CONCEPT

最後に紹介するのは、1人乗りを目的とした電気自動車。現在は国交省とカテゴリーを策定中とのこと。そう遠くないうちに外で見ることになるかも?

外見はとても未来的なデザイン。テスト機ながら時速80km程度までは出るとか



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