ラックモデル4機種、タワーモデル2機種、コンパクトモデル1機種の合計7機種
東芝、動作上限40℃にアップで省エネを実現した「MAGNIA」
2011年10月06日 06時00分更新
10月5日、東芝はPCサーバー「MAGNIA(マグニア)シリーズ」に、動作上限温度を40℃に上げ、消費電力を抑える制御機能などを追加した新製品を追加した。
新商品は、ラックモデル4機種、タワーモデル2機種、コンパクトモデル1機種の合計7機種のラインアップで10月31日より出荷予定だ。
製品名 | 筐体タイプ | 特徴 | 標準価格(税込) | 出荷予定日 |
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R3320a | 2Uラックマウント型 | 基幹システムに最適 | 39万7950円~ | 10月31日 |
R3310a | 1Uラックマウント型 | 高信頼性を1Uサイズに凝縮 | 36万4350円~ | 10月31日 |
T3350a | タワー/ラックマウント型 | 幅広い用途に応える拡張性 | 45万9900円~ | 10月31日 |
R1510a | 1Uラックマウント型 | 1Wayながら高信頼 | 21万8400円~ | 10月31日 |
R1310a | 1Uラックマウント型 | 1Uサイズに優れた拡張性 | 20万7900円~ | 10月31日 |
T1340a | タワー/ラックマウント型 | 小規模オフィスから特定用途まで幅広く対応 | 10万8570円~ | 10月31日 |
C1300a | コンパクトタワー型 | 店舗や小規模オフィスに最適 | 12万4740円~ | 10月31日 |
「R1310a」、「T1340a」、「C1300a」は、ファンやダクトの大型化による冷却性能の向上やエアフローの改善を行い、動作温度範囲の上限を40℃に拡大したモデル。高温環境での動作範囲を広げることで、空調使用抑制に貢献し、空調の故障時などでも安定して動作するという。
「R1310a」、「T1340a」、「C1300a」のXeon搭載モデルは、システム監視機能「BMC:Baseboard Management Controller)」が消費電力を監視。サーバー管理者によってあらかじめ設定された消費電力の上限を超えるおそれがある場合、BIOSと連動してCPUの使用率を制限する。これにより、電力が制限されても消費電力が超過しないよう制限できるという。
電源は「R3320a」、「R3310a」、「R1310a」、「T1340a」には「80 PLUS Gold電源」を、「T3350a」、「R1510a」、「C1300a」には「80 PLUS Silver電源」を採用し、100/200Vに対応する。いずれも変換効率が高く、電力を有効に活用できるため、消費電力の低減を図れるという。
