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T教授の「戦略的衝動買い」 第164回

懲りずに8個目のiPadキーボード&ケースを衝動買い

2011年10月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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  以前、当コラムでご紹介したパレット型のキーボード&スタンドでは、iPad 2を縦使用した場合、少しバランスを崩すと背面へ転倒しそうなキーボードもあった(関連記事)。その点、WIRELESS KEYBOARDは、固定したiPad 2の回転操作も極めてスムースで、縦・横、いずれの使用時でも入力時の安定感は抜群だった。

もっともキーボードを押し込んだ位置でiPad 2を横使用するとごく普通のモバイルパソコンだ

キーボードをもっともスライドさせてフラットに置いてみた

iPad 2はかなり大きな仰角となる。テーブルや椅子の高さ変化に対応できるのでありがたい

横使用ではごくオーソドックスな感じ

縦使用なら、画面の文字サイズ設定と組み合わせて、Webサーフィン等に最適かも

 WIRELESS KEYBOARDもほかのこの種のキーボードと同じく、Bluetoothによる無線通信で、iPad 2と通信して文字入力を実現する。無線通信のために充電は不可欠だが、WIRELESS KEYBOARDは、本体の一部に充電に必要なマイクロUSBケーブルを収納するコンパートメントが用意されている。マイクロUSBケーブルは、どこにでもある汎用のケーブルだが、意外と管理は面倒なので、ありがたい心配りの製品仕様だ。

無くしやすいが、充電には必須のマイクロUSBケーブルを本体の一部に収納できる

この手のキーボードケースでは本当に珍しいが、モバイルPCのようなロック機構があり、きちんと機能する。持ち運びには必須の機能だ

 WIRELESS KEYBOARDは、従来筆者が購入したどのケース型のキーボードとも異なり、iPad 2を収納した状態で、キーボードとiPad 2本体側を閉じた時に確実にロック機構が働き、あたかもiPad 2がモバイルPCにトランスフォームしたイメージだ。巷に溢れるiPad 2を他人とは違うスタイルにしたいユーザーにはお薦めだ。

 しかし、いつも問題はその重量だ。WIRELESS KEYBOARDを装着した筆者のiPad 2はキッチン秤の実測で、1115gを表示した。これならMacBook Airと殆ど変わりない……と思うか、自分だけのユニークなiPad 2モバイルだと考えるかは楽しい悩みかもしれない。

残念なのは重さだが、ここは気迫と見栄で持ち歩くかどうかの分かれ目だ

 個人差はあるが、WIRELESS KEYBOARDは、筆者が購入したキーボードスタンドやキーボードケースの中では、今のところピカイチで、コストパフォーマンスも最高だ。「今まで待てば良かった……」は、ガジェットマニアが決して口にしてはならない決まり文句なのだ。無駄遣いが「見る眼」を育てるのだ。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「WIRELESS KEYBOARD」
価格:3980円(秋葉原・あきばおーにて購入)

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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