4K2Kの展示はもちろんだが、CEATEC JAPAN 2011では大行列を成しているブースや多くの人が群がる展示品などが結構あった。その中からいくつか紹介しよう。
ソニーブースでは、ヘッドマウントディスプレーの「HMZ-T1」や電子双眼鏡の「DEV-3」を実際に触れるようになっており、そこに長い行列ができていた。どちらかというとヘッドマウントディスプレーの列の方が長く、注目を集めていた。
東芝ブースは中央に昨日発表された「REGZA Tablet」の展示スペースがあり、ブースの中が大混雑。さらに外側には「REGZAサーバー」が展示してあり、熱心に見入っている人たちも多かった。
ブースの外まで列が続いていたのがパイオニアブース。何かと思って覗いてみると、車載用の「AR HEAD-UP DISPLAY」。ナビなどの付加情報を透明なパネルに表示することで、実像(車の進行方向の景色)と重なって見える、というものだ。
日立製作所のブースでは、「実空間融合3Dディスプレイ」という技術展示に注目が集まっていた。透明なスクリーンに複数のプロジェクターで光(映像)を投影することで、見る角度によって異なる投影映像が目に入る、というもの。スクリーンが透明なため、奥の景色に重なるように映像が表示される。
ちなみに、おそらく最も人混みを集めていたと思われるのは村田製作所のブース。「ムラタセイサク君」がカーブしたレールの上を自転車で通過する、というデモンストレーションを多くの人が見守っていた。
この連載の記事
-
第19回
トピックス
EPUB電子書籍書店、「Yahoo!ブックストア」が年内開始 -
第18回
トピックス
ヤフー、タブレットとTVを連動させる「Yahoo!テレビアシスト」 -
第17回
iPhone
ヤフー、iPad用新トップページを11月公開—ソーシャル強化 -
第16回
スマホ
最新スマホを支える色々な技術をCEATECで見てきた -
第15回
トピックス
将来は電気自動車で何でも給電が可能に!? -
第14回
スマホ
ドコモでは放射線を測定できるジャケットなども展示中 -
第14回
トピックス
震災後の日本は“蓄電型クルマ社会”になるか -
第13回
スマホ
エンタメから医療教育まで! 新サービスを続々研究中のKDDI -
第12回
PC
山手線のスマホ向け情報サービス実験をCEATECで体験 -
第11回
トピックス
TDKにすごい技術が隠されていた -
第10回
スマホ
ついに来春スタート スマホ向けの新放送の名称は「NOTTV」 - この連載の一覧へ