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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第84回

まだ始まったばかりのGoogle+でデビューする技

2011年10月04日 16時00分更新

文● 柳谷智宣

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Google+とTwitter、Facebookを併用する

 Google+は始まったばかりと言うこともあり、現時点で利用しているユーザーはまだ少ない。アクティブに書き込んでいるユーザーはなおさらだ。Google+を使い始めたが、既に利用しているTwitterやFacebookも止められず、手間が増えてしまったユーザーも多いだろう。そんな人にお勧めなのがGoogleChromeのエクステンション「SGPlus」だ。Google+の書き込みを、自動的にTwitterやFacebookにも流せるのだ。

 まずは、Chromeウェブストアから「SGPlus」をインストールする。ブラウザーの右上にオレンジの電源オンボタンのようなアイコンが現れるので、クリックし、TwitterやFacebookのアカウント情報を入力。後は投稿時にサービスを選択するだけでいい。

「Chromeに追加する」

それぞれのタブで「Sign In」をクリックして、ログオンする」

投稿する際に、公開するSNSのボタンをクリックして有効にしておく

Twitterに投稿された

Facebookに投稿された

 「SGPlus」の設定から「Merge Feed in Main G+ Stream」をクリックして有効にすると、TwitterのタイムラインやFacebookのニュースフィードをストリームに表示できる。双方向に同期するように設定すれば、Google+の画面から、TwitterとFacebookへの投稿と閲覧、「いいね」の付与などが可能になる。ただし、自分の投稿がそれぞれ重複して表示されてしまうのがややわずらわしい。

「SGPlus」の設定を変更する

Facebookのフィードをストリームに表示するようにする

iPhoneやAndroidスマートフォンから利用する

 Google+をバリバリ使うなら、モバイルデバイスも活用したい。iPhoneとAndroidスマートフォンそれぞれに公式アプリが公開されているので早速チェックしてみる。インターフェースはほぼ同じで、トップには「ストリーム」「写真」「サークル」「Messenger」「プロフィール」の5つのアイコンがある。ストリームはスッキリしていて見やすく、左にフリックすると近くにいるユーザーの投稿を表示、右にフリックするとサークル外からの投稿を閲覧できる。

iPhone版アプリの起動画面

Androidスマートフォン版アプリでストリームを表示しているところ

 ただし、iPhoneアプリでは、コメント入力時に日本語が変換できないというバグがある。早急に対処して欲しいところだ。Androidアプリはもちろん普通に入力できるほか、初期設定で「インスタントアップロード」という機能が有効になっている。これは、Androidスマートフォンで撮影した写真や動画を自動的にクラウドにアップする機能。非公開の状態でアップされ、他の端末からでも閲覧したり、投稿に添付できるようになる。iOSよりは自社OSのAndroidを優先するのは当然と言えば、当然か。

インスタントアップロードの設定画面。動画はWi-Fi接続時のみ同期といった設定が可能

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