このページの本文へ

3Gや公衆無線LAN、050まで統合する「リモートオフィスソリューション」

NTT Com、リモートオフィス全部入りパッケージを発売

2011年10月03日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 10月3日、NTTコミュニケーションズは外出先や在宅の勤務で必要な端末やアクセス回線、リモートアクセス、クラウドまでをトータルでパッケージ化した「リモートオフィスソリューション」を発表した。出先からのメールやデスクトップのチェック、クラウド利用も可能で、BCPにおいても有効だという。

「リモートオフィスソリューション」の概要(同社サイトより抜粋)

 端末はデル製のAndroid端末「Venue」を採用。4.1インチ AMOLED マルチタッチ液晶を搭載したモバイル端末で、リモート端末のロックも可能。アクセス回線はNTTドコモのFOMA網とNTTコミュニケーションズの公衆無線LANが用意されており、2012年3月以降はNTT ComのVPNサービスにも接続できるようになる予定。デザリングによるモバイルルーター的な利用も可能。

 また、050 IP電話アプリによる無料内線通話を利用できるほか、NTT-Comの各種IP電話サービスとも無料で使えるという。外線発信も、一般加入電話への通話が8.4円/3分(税込)、携帯電話への通話が16.8円/1分(税込)と低価格に抑えられている。さらに「Arcstar ユニファイド・コミュニケーション・サービス」を活用することで、国内外で固定・携帯とシームレスにやりとりができるという。ローミングによる海外利用も2012年の2月から可能になる予定。

 価格(税込)はデータ通信回線(3G)・公衆無線LAN・050IP電話アプリを含んだ050プランが5880円/月で、社内のPCを操作するための「Bizデスクトップ ベーシック」を追加したBizデスクプランでは、7140円/月となる。Android端末(デル製Venue)の価格は4万5360円。

カテゴリートップへ