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デュアルディスプレー対応で作業効率が向上

4コアCore i5対応のビジネス向け小型PC、「Endeavor AY320S」

2011年10月11日 12時00分更新

文● 高橋 量

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デュアルディスプレー化は手軽で超便利!

 Endeavor AY320Sは標準でデュアルディスプレーに対応。パーツの追加や増設なしで、すぐにデュアル化できるのが魅力だ。本体背面には、映像出力用としてアナログRGB端子とDVI-D端子を用意。それぞれにディスプレーのケーブルを接続するだけでセッティングが完了する。

 今回試用したディスプレーは、エプソンダイレクトの18.5型ワイド液晶ディスプレー「LD18W42S」2台。解像度は1366×768ドットで、液晶タイプはノングレアだ。映像入力はアナログ端子とDVI-D端子に対応しているので、Endeavor AY320Sで手軽にデュアルディスプレー化できる。本体注文時に合わせて購入するといいだろう。

18.5型ワイド液晶ディスプレー「LD18W42S」。ボディーカラーがEndeavor AY320Sと同じなので、合わせて購入したい

Endeavor AY320Sは、背面にアナログRGB端子とDVI-D端子を搭載

ディスプレー側もそれぞれの端子に対応している必要がある。LD18W42Sの場合、背面右下側に端子類がまとめられている

 ケーブルの接続が終わったら、次はWindows 7のディスプレー設定を行なう。これは、「画面の解像度」画面を表示し、「複数のディスプレイ」という項目で「表示画面を拡張する」に設定するだけで、デュアルディスプレーが実現できる。

デスクトップの右クリックメニューから「画面の解像度」をクリック。開いた画面で「複数のディスプレイ」を「表示画面を拡張する」に設定する

デュアルディスプレーのデスクトップ画面。タスクバーはプライマリーディスプレーに表示される

 デュアルディスプレー化でどのような作業が可能となるのか、実際にソフトを使って試してみた。最初に検証したのは、マイクロソフトの「Office 365」でのオフィス文書作成。PowerPointとExcelの文書を同時に開いてもまだ表示領域に余裕があるレベルで、ウィンドーを切り替えなくても情報を確認できるのはうれしい。さらにウェブページを開いても、窮屈さはまったく感じられない。

「Office 365」でPowerPointとExcelの文書を同時に表示し、さらにウェブページを開いたところ。表示可能な情報量が段違いに増えている

 「Microsoft Office 2010」であれば、Excel、PowerPointやWordを同時に起動して、表やグラフをそれぞれ表示したまま直接ドラッグ&ドロップしてコピーすることが可能だ。画面を大きく使えることで、作業効率も大きく向上する。

 ビジネスはもちろんのこと、ゲームや動画閲覧などちょっとした息抜きにもデュアルディスプレーは威力を発揮する。たとえば、片方のディスプレーで文書を作成しながら、もう片方でYoutubeの動画を再生するといったことも可能だ。

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