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デュアルディスプレー対応で作業効率が向上

4コアCore i5対応のビジネス向け小型PC、「Endeavor AY320S」

2011年10月11日 12時00分更新

文● 高橋 量

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これからはビジネスマシンにも
クアッドコアを選ぶ時代

 最後に、Endeavor AY320Sのベンチマーク結果をご覧いただこう。今回利用した試用機のスペックは以下のとおり。CPUがCore i5-2400Sになっている点とデュアルディスプレー以外は、最小構成と同じである。

Endeavor AY320S」評価機の主な仕様
CPU Core i5-2400S(2.5GHz)
メインメモリー 2.0GB(2.0GB×1) PC3-10600 DDR3 SDRAM
HDD容量 250GB(7200回転)
光学式ドライブ スーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書き込み対応)
OS Windows7 Home Premium 32bit
キーボード 109キー PS/2キーボード
マウス ホイール付きPS/2オプティカルマウス
「LD18W42S」評価機の主な仕様
液晶タイプ ノングレア
液晶サイズ 18.5型ワイド
解像度 1366×768ドット

 Windows 7の快適さを表わす「Windows エクスペリエンス インデックス」では、総合スコアは「4.6」という結果に。これはゲーム用グラフィックスの数値によるものだ。グラフィックスも「4.7」という値だが、Core i5シリーズ内蔵のIntel HD Graphics 2000の性能を考えれば妥当なところ。

 搭載メモリーが2GBのため「5.5」とあまり高くはないが、4GBまたは8GBに増設すればスコアは改善される。CPUの数値は、4コアCore i5-2400Sの効果もあって「7.1」と比較的高い。ハイパースレッディングに対応していないため、最高スコア「7.9」付近までには届かなかったが、十分に高性能であることが分かる。

Endeavor AY320Sの「Windowsエクスペリエンスインデックス」のスコア

 PC全体の性能を測る総合ベンチマークソフト「PCMark Vantage」では、総合スコアは「5866」という結果。3D性能を測る「3DMark Vantage」では、パフォーマンスモードで「1035」という結果である。それぞれCPUの性能は高いが、やはりゲーム用グラフィックスでのスコアが低い。とはいえ、ブラウザーゲームなどは十分快適にプレーできるレベルで、ちょっとした息抜きのゲームにはまったく問題はない。ビジネス向けのマシンなので、ゲームよりのスコアについては参考程度に考えておいたほうがいいだろう。

「PCMark Vantage」32bit版のベンチマーク結果

「3DMark Vantage」ベンチマーク結果

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