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Webアプリケーション開発基盤「楽々FrameworkII Ver.6.1」の販売を開始
~スマートフォン対応、HTML5対応で開発者・利用者向けの機能がさらに充実~

2011年09月29日 11時00分更新

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Webアプリケーション開発基盤「楽々FrameworkII Ver.6.1」の販売を開始
~スマートフォン対応、HTML5対応で開発者・利用者向けの機能がさらに充実~

住友電工情報システム株式会社(以下、住友電工情報システム)は、スマートフォン向けシステムの構築を可能にしたWebアプリケーション開発基盤「楽々FrameworkII バージョン6.1」の販売を本日より開始します。

楽々FrameworkIIは、業務システム開発のためのWebアプリケーション開発基盤であり、システム設計から保守フェーズまで広範囲にわたって品質、生産性の向上とコスト削減を実現します。当社は、1999年10月にJava開発フレームワーク「楽々Framework」の販売を開始し、これまで自社システム開発用途を中心に約260社に導入いただいております。

今回発売を開始する「楽々FrameworkII バージョン6.1」では、開発者向け・利用者向けの機能をさらに充実させました。PCブラウザのシステム開発と同じ手法でスマートフォン向けのシステム構築を可能にするとともに、Webアプリケーション開発を行うためのさまざまな拡張が可能なHTML5(*1)にも対応し、Undo機能やファイルのドラッグアンドドロップ機能などを実現しています。

本バージョンの特長は次のとおりです。
(1) スマートフォン対応
スマートフォンからのアクセスを自動判別し、スマートフォンに最適なデザインで画面を表示します。また、フリック(*2)、タップ(*3)など、スマートフォン特有のインターフェースも提供します。これにより、スマートフォン向けアプリケーション構築の知識がなくても、PCブラウザのシステムと同じ手法でスマートフォン向けのシステム構築が簡単に行えます。また、スマートフォンそのものが持つネイティブ機能との連携も簡単に実現できるようになりました。その第一弾として、カメラ連携を実現しました。

(2) HTML5対応
HTML4の機能拡張版として策定されているHTML5に対応しました。これにより、ローカルストレージを活用したUndo機能や、ファイルのドラッグ&ドロップ登録機能を可能にし、クライアント側の操作性が充実しました。
Undo機能では、途中まで入力したデータを一時保存し、そのデータを呼び出して続きの入力作業を行うことができます。また、ローカルストレージを利用しているので、直接サーバからデータを呼び出すことなく、通常のクライアントアプリケーションと同じように、タイムラグなく高速に操作が可能になりました。本機能は、多数の入力フィールドがある場合の一時保存や、行った操作をクリアにするUndo作業時に活用できます。ファイルのドラッグ&ドロップ登録機能では、Windowsエクスプローラから登録したファイルを直接ドラッグ&ドロップするだけでファイル登録欄にアップロードできます。

(3) 多種多様な帳票に合わせたExcelデータ出力
多種多様な帳票に合わせたExcelデータを出力できます。Excelファイルのテンプレートと、簡単なパラメータを設定するだけで、帳票形式のExcelファイルを生成します。ヘッダ・詳細形式のファイルや、クロス集計、複雑なレイアウトにも対応します。これにより、ダウンロードしたデータをExcel側で加工することなく、決算書などの複雑なレイアウトの帳票も、そのまま印刷して使える形に出力できます。

その他、所定の地図画像をスクロールしながらマーカーを配置できる「地図連携機能」や、日付の範囲を持つデータをガントチャート形式で表現し、横軸で表された「作業(タスク)」の配置場所や範囲の変更ができる「ガントチャート機能」を持つ部品を用意し、情報系システムへの対応も積極的に行っています。


当社では、今後もWebアプリケーション開発基盤 楽々FrameworkIIにおいて開発者のニーズにきめ細かく対応した機能を追及し、開発・販売していきます。

以上


<楽々FrameworkIIのWebサイト>
http://www.sei-info.co.jp/products/products_fw_top.html

<楽々FrameworkII 動作環境>
サーバOS :Windows Server, Linux (RedHat Enterprise Linux AS/ES, SUSE LINUX Enterprise Server), Solaris, AIX, z/Linux, i5/OS
アプリケーションサーバ:WebSphere, Oracle Application Server, WebLogic, Cosminexus, WebOTX, Interstage, Tomcat 等
データベース:Oracle, DB2 UDB, PostgreSQL, MySQL, SQL Server 等
クライアント:Internet Explorer, Firefox, Android標準ブラウザ、Mobile Safari

・楽々Frameworkは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
・AIX、i5/OS、WebSphere、DB2 は、米国 IBM Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Android は、米国 Google Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Cosminexusは、株式会社日立製作所の登録商標です。
・Windows、Excel、Windows Server、SQL Server、Internet Explorerは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Firefox は、米国 Mozilla Foundation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Interstageは、富士通株式会社の登録商標です。
・Java、Solaris、WebLogic、Oracle、MySQL は、米国 Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Linux は、Linus Torvalds 氏の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・Safari は、米国 Apple Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・SUSE は、米国 Novell, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・WebOTX は、日本電気株式会社の登録商標です。
・Red Hat は、米国 Red Hat, Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
・その他、本書に記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。

■ 住友電工情報システム株式会社の概要
(1) 設立:1998年10月1日
(2) 資本金:4.8億円
(3) 従業員数:410名
(4) 代表者:代表取締役社長 白井 清志
(5) 本社所在地:大阪市淀川区西宮原2-1-3(SORA新大阪21ビル)
(6) 事業内容:各種業務用ソフトウエアの開発・販売・保守、パッケージ・ソフトの開発・販売・保守他


*1 HTML5:HTML(Hyper Text Markup Language; ホームページを記述するための言語)の5 回目に当たる大幅な改定版。これまでのHTML 4と同じようなHTML文書を作成する機能が改良されているのに加えて、ウェブアプリケーションを開発するための様々な仕様が新たに盛り込まれている。
*2 フリック:スマートフォンなどのタッチパネルを使った操作で、画面を軽く払うように指やペンを動かし、画面のページや項目を次へ移動する操作のこと。
*3 タップ:スマートフォンなどのタッチパネルを使った操作で、画面を軽く叩く操作のこと。タップはパソコンでのマウス操作のクリック(左クリック)に相当する。



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