東芝は29日、2011年秋冬モデル第2弾となるdynabookシリーズのノートパソコンの新製品3シリーズを発表した。国内メーカーでは初となる薄型軽量ノート「Ultrabook」が登場している。価格はいずれもオープンプライス。
初のUltrabook
dynabook R631
新シリーズの「dynabook R631」は、国内メーカーでは初のUltrabookカテゴリーに属する新モバイルノートである。Ultrabookの定義を簡単に言えば、インテル製の超低電圧版CPUを搭載し、高さを21mm以下に抑えたモバイルノートであり、R631もそれに当てはまる。
13.3型・1366×768ドットのLEDバックライト液晶ディスプレーを搭載し、本体サイズは幅316×奥行き227mmで、高さは8.3~15.9mmと非常に薄くなっている。重さは約1.12kgでバッテリー駆動時間は最大約9時間と、薄型軽量で長時間駆動を実現している。
CPUには超低電圧版のCore i5-2467M(1.60GHz)を採用。ストレージには128GBのSSDを内蔵している。メモリーは4GB、グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する。WiMAX通信機能や起動時間を短縮する「東芝高速スタート」、ピークシフト機能なども搭載。またキーボードには防滴機能があり、バックライトも内蔵されている。
OSにはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。OfficeソフトはOffice Home and Business 2010をプレインストールしている。主な仕様は以下のとおり。予想実売価格は15万円前後。発売時期は11月中旬の予定。
dynabook R631の主な仕様 | |
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CPU | Core i5-2467M(1.60GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
ディスプレー | 13.3型ワイド 1366×768ドット |
ストレージ | SSD 128GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、WiMAX |
インターフェース | USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI出力、10/100/1000BASE-T LANなど |
サイズ | 幅316.0×奥行き227.0×高さ8.3~15.9mm |
質量 | 約1.12kg |
バッテリー駆動時間 | 約9時間 |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit版 |
予想実売価格 | 15万円前後(11月中旬発売予定) |
