シンプルからさらにシンプルへ
au「MIRACH IS11PT」
ホーム画面で重要なのはカスタマイズができることだけでなく、むしろ思い切り“シンプル”であればいい、という考え方もある。代表的なのがこのMIRACHだ。
スマートフォン初心者を対象にしたこの機種は、初期設定のホーム画面がすごくわかりやすい。ホーム画面は7枚。中央がスタート画面だ。画面下には常に表示する電話/Eメール(キャリアメール)/ブラウザ/アプリメニューのボタン。これらは変更することができない。アプリメニューでは棚の上にアプリアイコンが置かれている。メニューボタンを押すと、リスト表示やソートで並び替えが可能だ。ちなみにロック画面では、ロックの解除と同時に特定の機能を起動できるのがとても便利である。
この標準のホーマイ画面も十分シンプルだが、さらに初心者マークが描かれた「シンプル」アイコンを押すと、シンプルモードに切り替えられる。こうなるとホーム画面はたったの1枚となる。しかも、アプリのアイコンやウィジェットを変更できない。
さらにアプリメニューはケータイのメインメニュー風に変わり、基本的な操作はアイコンと項目をタップするだけになる。カスタマイズは不可能だが、誤操作や間違って設定をいじってしまうという心配はない。スマートフォンを使いたがっているが、カスタマイズの余地があると混乱しそうなユーザーに使ってもらうと最適な仕様だ。
iida UIの隣にあるホーム画面が
実は使いやすい「INFOBAR A01」
タイルを敷き詰めたかのようなiida UIで知られるINFOBARだが、実際にはもうひとつのホーム画面「widget Home」もある。そして、この画面を左右にフリックすることでiida Homeが表示される。
iida UIにはウィジェットを置くことができないので、ウィジェットを配置するだけのホーム画面として「widget Home」が用意されている。ここには他のAndroid端末のようにアプリのアイコンを並べられないが、SkypeやYouTube/カレンダー/音楽/電話帳/検索といったウィジェットを自由に並べることでより便利に利用できる。右にフリックするだけでまったく別のホーム画面を切り替えられるのはINFOBARだけだ。
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