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“使えるスマホ”を叶えるアイテム研究所 第5回

シャワー浴びながらスマホで音楽! オーテク「AT-SPP40W」

2011年09月26日 12時00分更新

文● 行正和義

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内蔵アンプによる大音量で
シャワーを浴びながらも聴ける

バックルをバチンと固定すると防水となる。一応“全方向からの水飛沫”に耐えられる防水であって水中利用できるわけ。ただし、スマホを入れた状態でも水に浮くので、風呂や池に一瞬落っことすくらいなら大丈夫っぽい

バックルをバチンと固定すると防水となる。一応“全方向からの水飛沫”に耐えられる防水であって水中利用できるわけ。ただし、スマホを入れた状態でも水に浮くので、風呂や池に一瞬落っことすくらいなら大丈夫っぽい

 スピーカーそのものは背面に付いており、後ろの壁に音が反射するように若干壁から離して置くのが基本的な使い方。風呂場の棚や湯船のふちに置いて壁に密着させしまうと極端に音がこもるので要注意だ。

 また、防水性能はIPX4と、全方向からの水飛沫でも大丈夫というレベルなので、完全に水没するような使い方は想定していない。

 実際にお風呂で使ってみると、手が水に濡れた状態でも十分操作でき、とくに側面ボタンなどに機能を割り振っている端末でなければ問題なく利用できるはずだ。防水の小径スピーカーということもあって、さほど音質がいいわけでないが、ケータイ/スマホの内蔵スピーカーよりははるかにいい音がする。

 メインスイッチをOFFにして本体側を最大音量すれば風呂に浸かりながら聴くのに十分。アンプを使って最大音量にすれば、若干音割れはするものの、シャワーを浴びながらでも音楽を楽しめる程度の大音量になる。

スマホだけでなく
いろいろなデバイスが使えそう

背面の丸い部分を回すと電池ボックスが現れる。電池はスピーカー専用。スマホの充電ができるようなモデルがあれば、アウトドア用として理想的かもしれない

背面の丸い部分を回すと電池ボックスが現れる。電池はスピーカー専用。スマホの充電ができるようなモデルがあれば、アウトドア用として理想的かもしれない

 このスピーカーは接続に関してはイヤフォンプラグだけであり、箱に入りさえすればなんでも使えるというシンプルな構造からくる汎用性の高さは魅力。

 感圧も可能なフィルムは通常のキーも押せるので、スマホでなくても対応でき、さらにはケータイでなくてもオーディオプレーヤーや小型液晶テレビでも入りさえすれば使えてしまう(ただしフロント側にスイッチがないとちょっとつらい)。

 スピーカーと電池が入っているため、単なる防水バッグとしてはちょっとかさばるのは確か。だが、スマホをマルチメディアプレーヤーとして、お風呂やキッチンなどの水まわりで使えるのは便利。

 さらには海遊びや釣り・川辺のキャンプといった行楽の際にお供にも重宝するはずだ。


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