このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

“使えるスマホ”を叶えるアイテム研究所 第5回

シャワー浴びながらスマホで音楽! オーテク「AT-SPP40W」

2011年09月26日 12時00分更新

文● 行正和義

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ケータイやスマホの破損原因の第一位は、水没や水濡れだと聞く。トイレでスマホをいじる人は多いだろうし、キッチンでレシピを見ながら料理したり、お風呂の中で動画やワンセグを見たいという人もいるだろう。

 防水タイプのスマートフォンも今や珍しいものではないが、すべてがそうというわけではない。特に薄型モデルなどスタイリッシュなスマホは防水でないことが多い。

 スマホをビニール袋に入れる前に、ぜひ試してほしい製品がある。それがオーディオテクニカの「AT-SPP40W」(実売3800円前後)である。

スマホの操作もできる
スピーカー内蔵防水ケース

iPhone(3G)を入れたところ。サイズ的にはちょっとした弁当箱、もしくは液晶小型テレビといった印象

iPhone(3G)を入れたところ。サイズ的にはちょっとした弁当箱、もしくは液晶小型テレビといった印象。カラーは写真のホワイト以外にピンクとブラックがある

 AT-SPP40Wは、いわゆるスマホ/コンパクトオーディオプレーヤー用のスピーカーと防水ケースが一体化したもので、お風呂などにスマホを持ち込んで音楽を聞いたりワンセグを見たりといった用途が主な使い方だ。

背面にはスピーカーと電池ボックス、メインスイッチがある。電池ボックスのおかげで横置きでも縦置きでも安定して置ける

背面にはスピーカーと電池ボックス、メインスイッチがある。電池ボックスのおかげで横置きでも縦置きでも安定して置ける

 構造は非常にシンプル。幅166×奥行き52×高さ115mmという弁当箱大のケースの裏側には防水構造のスピーカーが内蔵され、やはり防水構造のフタを開けるとアンプ用の単3電池×3本が入れられる。

背面部から伸びるイヤフォンプラグと座布団状のクッション。構造はかなりシンプル

背面部から伸びるイヤフォンプラグと座布団状のクッション。構造はかなりシンプル

座布団クッションとフィルムで挟み込むように端末が固定される。フィルムは静電容量感知でも感圧でも使用可能。フィルムの弾力と微妙に余裕を持たせた弛みがスマホを入れたときにちょうどいいテンションとなる

座布団クッションとフィルムで挟み込むように端末が固定される。フィルムは静電容量感知でも感圧でも使用可能。フィルムの弾力と微妙に余裕を持たせた弛みがスマホを入れたときにちょうどいいテンションとなる

 フロント側のフタを開けて内側に出ている3.5mmプラグをスマホのイヤフォン端子に差し込み、座布団状のクッションの上にスマホを置いてフタを閉めれば準備完了。

 なお、中に入れられる端末は幅70×奥行き16×高さ127mmまで(イヤフォン端子の位置により若干横幅は変わる)で、スマホなら大体問題なく入れられそうだ。

 フロント側の透明な部分は柔らかい導電性フィルムでできているので、感圧/静電容量感知式ともにフィルム越しに操作可能だ。ボリュームの類はなく、音量の増幅は一定というかなり割り切った設計だ。

 本体背面上部のメインスイッチを入れれば増幅された音が背面から流れるしくみ。なお、スピーカーはパッシブでも動作し、メインスイッチがOFFでも(または電池が切れていても)低音量ながら音は聞くことができる。内蔵アンプはアルカリ乾電池3本で連続30時間動作する。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン