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週刊 PC&周辺機器レビュー第117回

BD/DVDも送信できる無線LANアダプター PTV2000

2011年09月23日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 HDMI出力可能なノートパソコンが増えてきたこともあり、パソコンの画面をデジタルテレビに表示するのは、そう難しいことではなくなった。しかしケーブルを使う限り、配線の手間やケーブル長による制約は残る。それを解決するのが、テレビ側に取り付けるワイヤレス伝送の受信機、ネットギアの「PTV2000」(Push2TV HD)である。ただ、これにはひとつの条件がある。送信側をどうするか、だ。

ネットギア「PTV2000」

Intel ワイヤレス・ディスプレー(WiDi)とは?

 PTV2000が受けるワイヤレス伝送の信号は、「Intel ワイヤレス・ディスプレー」(WiDi)と呼ばれる技術を利用している。これはインテルが開発した技術で、パソコンの映像・音声信号を、無線LANの電波に乗せて送出するというものだ。

 こう書くと、さまざまな用途に応用できる非常に期待できる技術……のように思えるのだが、下記の条件を見ていただいてもわかるように、実際には最新のインテルプラットフォーム搭載ノートでのみ動く。実体はかなりの独自技術といえそうだ。

WiDi使用の必須5条件(関連リンク)
CPU:ノート向けCore i7/i5/i3のいずれか(Sandy Bridge、Nehalem)
グラフィックス:Intel HD Graphics
無線LAN:Intel Centrino Wireless-N/Advanced-N/Ultimate-N(比較的新しいもの)
OS:Windows 7 32bit/64bit版
ソフトウェア:Intel My WiFiテクノロジーおよびIntel ワイヤレス・ディスプレイ(以下WiDiソフト)

 これらの条件を大まかに言うと、「2011年に発売されたインテルCPU搭載のノートで、11n対応のインテル製無線LAN機能を内蔵する機種」となる。ソフトウェアはインテルが配布しているため、特に課題となるのは無線LANモジュールだろう。低コスト化のためか、インテル純正の無線LAN機能を搭載するノートは意外と少ないのだ。そこで今回の試用では、WiDi対応をうたうソニー「VAIO S」(VPCSB18FJ)をお借りしてテストしてみた。

WiDiを公式にサポートするVAIO S「VPCSB18FJ」。なお同機はGPUにRadeon HD 6630Mも内蔵するが、HD Graphics 3000を使うSTAMINAモードにしてテストを行なった

 ちなみに、国内でWiDi対応のテレビ用アダプターを出しているのは3社。バッファローの「PC-TV1/HD」に、アイ・オー・データ機器の「WDA-X1」、そしてネットギアのPTV2000である。どの製品も機能的にはそれほど差異はないが、PTV2000には光デジタル音声出力端子がなく、その分だけ安価になっている。それではPTV2000の詳細を見ていこう。

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