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T教授の「戦略的衝動買い」 第162回

ドッグフードを買いに行って、目立ち腕時計を衝動買い

2011年09月22日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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 サテライトの特徴は、アナログ表示のクォーツ時計メカ2個を1つの腕時計の筐体に押し込んだことだ。1つは小振りでノーマルな3針時計だが、目立つメインの時計は重なった2枚の円盤が回転し、時と分を表示する変形アナログタイプだ。

2つのアナログ表示クォーツ時計を1つの筐体に収めたサテライト。メインは左上の円盤時計、サブは右下の3針ノーマルアナログ時計と、それぞれ時刻設定のリューズを持ち、GMT的にも活用できる

3針時計の秒針は、鮮烈なブルーとホワイトのツートンだ。モノクロイメージの強いサテライトの唯一の動くアクセントとなって、デザインを引き締めている

 円盤タイプの表示メカは珍しくはないが、上下を2枚の扇形アクリル硝子で挟まれた空間で回転表示されるのは特徴的だ。サテライトを空中にかざして、前から扇形の表示窓を覗くと、腕時計を通して背景の景色が綺麗に透けて見えるシュールな構造だ。

上下2枚のアクリル硝子を通して背景が見える構造は円盤文字盤と極めてマッチしている

背面も同じアクリル硝子で内部構造が見える

12mmを超えるかなり厚手の腕時計だが、装着感はけっこう安定している

腕への装着安定性をコミットしている特殊な角度のラグ(バンドと本体を連結する部分)

 腕時計の構造上、最大厚は12mmを超えるが、特殊なラグ(バンドと本体を連結する部分)の角度とワイドなバンドにより、意外と装着安定度は高い。STORMサテライトは、デザインセンスの良さと、持つ喜び、会う人ごとに自慢できる楽しさを味わえるアフォーダブルな腕時計だ。

メカニカルな感じのするシルバー系のアタッシェケースや筆記具が間違いなく似合う

T教授

今回の衝動買い

アイテム:STORM社(英国ロンドン)「サテライト(シルバー)
価格:1万5200円(御徒町 多慶屋 本館・宝飾売り場にて購入)

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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