重要データはマカフィーのクラウドにバックアップ
長くパソコンを使っていれば、突然のトラブルに見舞われることもある。HDDのクラッシュといった物理的なトラブルや、原因不明のOSトラブルで大切なデータを取り出せなくなってしまうこともあるだろう。
そうしたアクシデントが起きても、クラウド上に重要なデータが保管されていればロスを抑えられる。「マカフィー トータルプロテクション 2012」は1ライセンスあたり2GBまでのデータをクラウドに預けておける。
企業の顧客リストなど絶対に外に漏れてはならないデータなら、暗号化されたフォルダーに入れて保護できる。パスワードがなければ絶対に開けることができないが、仮に忘れてしまっても最初に設定した3つの質問に回答すればリカバリーできる。
逆に、安全にファイルを削除できる「シュレッダー」機能もある。これはファイルを復元できないように完全削除するためのものだ。
また、セキュリティを考えずにWi-Fiを利用すると、アクセスポイントからホームネットワークに侵入されてしまう。このとき、ネットワークにつないでいるパソコンが被害を受けて、知らないうちに情報を引き出されてしまう場合がある。
「マカフィー トータルプロテクション 2012」は、ネットワークを常時監視して、侵入者を見つけ次第、ポップアップで知らせてくれる。
世界中のウェブページを19種類に分類!
プロバイダーなどが有料でサービスを提供している、未成年者への有害サイトのブロックだが、「マカフィー トータルプロテクション 2012」では、より細かなフィルター付けが可能だ。
世界中のウェブページを19種類にカテゴリー分けして、閲覧サイトを指定可能。ウィンドウズのアカウントごとに閲覧の指定を変更できるので、子供用のアカウントのみに厚くフィルターをかけるといった使い方がおすすめ。
以上、「マカフィー トータルプロテクション 2012」の機能を駆け足で紹介した。前編でも述べたが、近年は実に多彩な脅威がインターネット利用者を狙っている。セキュリティへの対策をしっかりと講じたうえで、快適なITライフを楽しみたいものだ。
「マカフィー トータルプロテクション 2012」は、できるだけ手間なく最高レベルのセキュリティを保ちたいユーザー必携のソフトといえる。
