9月16日、日立情報システムズは「Microsoft Office 365」を活用した企業向けソリューションサービスの開始を表明。第一弾として、Office 365に対応したクラウド型のメールアーカイブサービスを2012年1月に開始すると発表した。
メールアーカイブ市場で高いシェアがあるコンピュータシステムエンジニアリングのソリューション「WISE Audit(ワイズ オーディット)」を採用しており、添付文書を含めた電子メールのアーカイブと高速検索、高機能なフィルタリングの機能を持つ。
これによりユーザーは、電子メールのクラウドサービス利用によるコスト低減や利便性を図りつつ、アーカイブによるBCP対策の強化と内部統制の構築・強化を図ることが可能になるという。
価格は、1アカウント500円から。
同社では、このメールアーカイブサービスを第一弾とし、「Office 365」を企業で安心・安全に活用するためのSaaS型サービスを順次発売。さらに、10月に合併する日立電子サービス(日立電サ)のコンタクトセンタサービスも組み合わせ、10月に発足する「日立システムズ」の新サービスとして、また、日立グループのクラウドソリューション体系「Harmonious Cloud」の1つとして「Office 365」を活用したソリューションサービスを本格的に展開していくとしている。
