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最新無線LANで爆速ワイヤレス人生を満喫 第1回

進化した無線LANの最新のトレンドに注目セヨ

2011年09月20日 12時00分更新

文● 池田圭一

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LAN側ポートはギガ対応があたりまえに!

 有線LANポートに、接続速度1Gbpsのギガビット・イーサネット(1000BASE-T)を採用するパソコンが多くなった。それに応じてということでもないが、無線LANルーター(親機)のLAN側ポートもギガビット対応となっている。

無線LANの高速化に伴って、ルーターの親機側にも超高速通信が可能なギガビット・イーサネットが採用されることが多くなっている

 そもそも、無線LANの理論的な最高速度である接続速度が300Mbpsになっているのだから、無線通信でのロスがあって、実効データ転送速度が半分になったとしても150Mbpsは出る。実際に接続速度450Mbpsでのファイル転送を試すと、容量500MBのファイルを送るのに約25秒、すなわち160Mbps程度の実効データ転送速度となっていた。有線LAN側の最高速度が理論値100Mbpsの100BASE-TXのままでは、そこがボトルネックになってしまうのだ。

 一方で、インターネット(WAN)側のポートは、ほとんどの無線LAN機器が100Mbpsの100BASE-TXとなっている。光ファイバーを利用したギガビット対応の接続サービスも存在するが、個人や家庭に導入できる利用料金ではない。そのためWAN側は必ずしもギガ対応でなくてもいい。

プラネックスコミュニケーションズ MZK-WG300NXPU

 有線LAN側の機能を拡充させたプラネックスコミュニケーションズの「MZK-WG300NXPU」。ギガビット対応で最速クラスの930Mbpsスループット(実効転送レート)を誇る。ほかにも、メディア/ファイルサーバ、VLAN設定などホームネットワークの中核を担う機能を搭載する。

■Amazon.co.jpで購入
MZK-WG300NXPU 主要スペック
メーカー プラネックスコミュニケーションズ
サイズ 161×152×59mm
重量 約310g
消費電力 5.2W
準拠規格 IEEE802.11n/g/b
有線LANインターフェース 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
データ転送速度 IEEE802.11n:最大300Mbps
IEEE802.11g:最大54Mbps
IEEE802.11b:最大11Mbps
周波数範囲 2.4GHz帯(2412~2472MHz)
セキュリティー SSID
WPA2-PSK(TKIP/AES)
WPA-PSK(TKIP/AES)
WEP

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