LAN側ポートはギガ対応があたりまえに!
有線LANポートに、接続速度1Gbpsのギガビット・イーサネット(1000BASE-T)を採用するパソコンが多くなった。それに応じてということでもないが、無線LANルーター(親機)のLAN側ポートもギガビット対応となっている。
そもそも、無線LANの理論的な最高速度である接続速度が300Mbpsになっているのだから、無線通信でのロスがあって、実効データ転送速度が半分になったとしても150Mbpsは出る。実際に接続速度450Mbpsでのファイル転送を試すと、容量500MBのファイルを送るのに約25秒、すなわち160Mbps程度の実効データ転送速度となっていた。有線LAN側の最高速度が理論値100Mbpsの100BASE-TXのままでは、そこがボトルネックになってしまうのだ。
一方で、インターネット(WAN)側のポートは、ほとんどの無線LAN機器が100Mbpsの100BASE-TXとなっている。光ファイバーを利用したギガビット対応の接続サービスも存在するが、個人や家庭に導入できる利用料金ではない。そのためWAN側は必ずしもギガ対応でなくてもいい。
プラネックスコミュニケーションズ MZK-WG300NXPU
有線LAN側の機能を拡充させたプラネックスコミュニケーションズの「MZK-WG300NXPU」。ギガビット対応で最速クラスの930Mbpsスループット(実効転送レート)を誇る。ほかにも、メディア/ファイルサーバ、VLAN設定などホームネットワークの中核を担う機能を搭載する。
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MZK-WG300NXPU 主要スペック | |
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メーカー | プラネックスコミュニケーションズ |
サイズ | 161×152×59mm |
重量 | 約310g |
消費電力 | 5.2W |
準拠規格 | IEEE802.11n/g/b |
有線LANインターフェース | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T |
データ転送速度 | IEEE802.11n:最大300Mbps IEEE802.11g:最大54Mbps IEEE802.11b:最大11Mbps |
周波数範囲 | 2.4GHz帯(2412~2472MHz) |
セキュリティー | SSID WPA2-PSK(TKIP/AES) WPA-PSK(TKIP/AES) WEP |
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