東京ゲームショウ2011レポート 第3回

本格的にゲームができる“スマホ”がXperia PLAY

「Xperia PLAY」対応ゲーム発表　初代PSの名作がプレイ可

　そのXperia PLAY上で楽しめるゲームタイトルは大きく3種類に分けることができる。

初代プレイステーションのタイトルを
手軽かつ本格的にプレイできる

　まずはソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）が運営する「PlaySation Store」上で提供される初代プレイステーションの名作タイトル。このPlayStation Store自体は、Xperia PLAY専用ではなく、PlayStation Certified端末向けに提供されるものだ。

正確なスタート時期についてはハッキリしたコメントはなかったが、“ローンチ”という表現もあるので、端末発売からそれほど待たされることはないはずだ。タイトルもすでにこのように発表されている

　この初代プレイステーションのタイトルとしては、「みんなのGOLF2」「クラッシュバンディクー」の2作品がプレインストールされるほか、「LocoRoco -Midnight Carnival-」が購入後に無償でダウンロード可能だ。

みんなのGOLF2

(C)1999 Sony Computer Entertainment Inc.

クラッシュバンディクー

"CRASH BANDICOOT" is a registered trademark of Universal Interactive Incorporated.

　PlaySation Storeでは今後も20タイトル以上が検討中の段階で、「I.Q Intelgent Qube」「アーク ザ ラッド」「XI[Sai]」「ポポロクロイス物語」「デストラクション・ダービー」などがラインナップされているが、実際のスタート時期などは未定（Xperia PLAYの発売と同時に提供されるかも未定とのこと）。

　また、他機種向けのPlaySation Storeとの連携（すでに他機種用で購入したタイトルを無料／優待価格で購入できるかどうか）や、PSPタイトルが投入される可能性についても、今回の発表会ではハッキリとしたコメントは得られなかった。

PlayStation Store以外からも
Xperia PLAYのボタン類に対応したゲームタイトルが登場

　それ以外のゲームは、Androidマーケットや各社のアプリストアで提供されるAndroid端末向けの汎用アプリである。この中でもXperia PLAYのボタン類に対応したゲームと、そうではなくタッチパネルで操作する一般的なゲームの2種類に分けられることができる。

PlayStation Store以外から購入したゲームアプリについても、ランチャー上で管理できる。タッチ操作のタイトルも合わせると、Xperia PLAY上で動くゲームは膨大だ

　Xperia PLAYのボタン類やアナログパッドについては、デベロッパー向けに情報が提供されており、自由に対応アプリを開発できる状況にある。つまり、Xperia PLAYの盛り上がり次第で、有料／無料の両方の形で、対応アプリが徐々に増えていくことが期待できる（Xperia PLAYは海外ですでに販売されているので、Androidマーケットではすでに多数存在している）。

　このタイプのXperia PLAY対応ゲームとして、ゲームロフト製の「Asphalt 6：Adrenaline HD」「Star Battalion HD」「Bruce Lee Dragon Warrior」の3本がプリインストールされるほか、GMOゲームセンターが運営する「Gゲー」でも対応アプリが配信される予定だ。

Asphalt 6：Adrenaline HD

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