外見はコンパクト鉛筆削り
Bluetooth HIDにも対応
外寸の実測は幅38mm×高さ75mm×奥行き30mmも極めてコンパクトだ。miniUSBポートを利用して充電が終われば、本体裏側の上部にあるスライドスイッチを操作してパワーオンする。
Magic Cube本体を安定した机の上などに置くと、ほどなくMagic Cube本体の正面上部の小窓から、赤いレーザー光線が発光し、Magic Cubeの前面約10cmの距離に幅240mm×奥行き100mmのバーチャルキーボードのパターンが赤く投影される。
Bluetooth HID対応なのでiPhone 4の設定画面の「一般」項目にある“Bluetooth機能をオン”にするだけで、iPhoneは自動的にMagic Cubeを見つけてくれる。あとはiPhone画面上に表示される4桁のパスコードを今、机上に投影されているMagic Cubeキーボードのキートップを指先でタップして、最後にエンターキーを押す。それで、iPhoneとMagic Cubeキーボードはリンクされる。
キートップのどの位置が指先にタップされたかは、常にMagic Cube本体前面中央にある“目玉のようなセンサー”がモニタリングしている。バーチャルキーボードの「MENU」と「Spaceバー」をタップする度に、「日本語テンキー」と、「English」、「日本語ローマ字」の3つの入力スタイルがループする。
Magic Cubeは、Windows 7クライアントとの使用であれば、指先のジェスチャーで、ズームやドラッグ、スクロールなどの画面操作ができるバーチャルマウス機能にも対応しているが、iPhoneやAndroidケータイでは、バーチャル・キーボード機能のみとなる。個人差はあるだろうが、赤いキーボードを長時間使ってると筆者は多少目が疲れた。
Magic Cubeは、スマホ対応の外部キーボードを検討中のiPhoneユーザーやAndroidユーザーにとって、他の外付けキーボードでは決して味わうことのできない圧倒的な「差別感」と、周囲の「注目度」を味わえる、極めてCOOLで目立ち度抜群のアイテムだ。ただし常に目の前に30平方センチの自己管理できる敷地を確保できるユーザーだけの特権だ。
今回の衝動買い
アイテム:セルオン「Magic Cube」
価格:1万9950円(RESTIR.COMにて購入)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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