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貯金を開始せよ!! PS Vitaの発売日は12月17日!!

2011年09月14日 21時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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ローンチタイトルは26本!!

 ローンチタイトルの発表は、まずカプコンから行なわれた。すでに報じられているように、「STREETFIGHTER × 鉄拳」は開発中だが、それに加えて同時発売タイトルとして「アルティメットマーヴルVS. カプコン3」が発表された。
 スクウェア・エニックスからは4人プレイが可能なアクションRGB「ロードオブアポカリプス」。レミングスのような「地獄の軍団」の2タイトルが同時発売タイトルになる。また、今なお人気の「ファイナルファンタジーX」のPS Vita/PS3同時移植もサプライズ発表された。

カプコン・小野義徳氏

「STREET FIGHTER X 鉄拳」にトロとクロの参戦がサプライズとして発表された

スクウェア・エニックスの橋本真司氏

「ロードオブアポカリプス」と「地獄の軍団」のほかに、ファイナルファンタジーXの移植も発表された。コアなファンが多いタイトルなので、うれしい人も多いだろう。FF7はまだなのだろうか

 続いて、コナミデジタルエンタテインメントからは小島秀夫監督が登場。据え置きゲーム機とポータブルゲーム機で引き継ぎながら遊べるトランスファリング構想を交えつつ、「METAL GEAR SOLID HD EDITION」と「ZONE OF THE ENDERS HD EDITION」の2タイトルが開発中であることが発表された。新作も開発中とのことだったが、発表自体は来年付近だともらす程度だった。TGSでのサプライズもあるかもしれないので、チェックしておきたいところだ。

小島秀夫監督。PS Vitaについては、いまある唯一のコア用途に耐える携帯ゲーム機と発言

トランスファリングも例を交えつつ解説された。簡単にいえば、途中で出かけることになっても、ポータブル側でプレイを継続できるというもの。PS Vitaであればデータ通信が可能なので、セーブデータをダウンロードすればいいだけ。専用サーバーの設置も行なうようだ

 そして、ニワンゴ代表取締役・杉本誠司氏も登場。カンファレンスの模様をニコニコ生放送で配信しているためと思いきや、ニコニコ動画の視聴やニコニコ生放送を配信できるアプリケーション「ニコニコ」の開発発表だった。
 ニコニコはPS Vitaの発売と同時に無料で提供される。配信当初は視聴機能のみだが、来年以降は動画投稿や生放送配信機能、そしてゲーム生放送配信機能を用意すると明言。PS Vitaのネットワーク機能、マルチタスクを活かしてプレイ中にSNSに投稿といったように、オンラインコミュニティと一緒にプレイという、利用するインフラは異なれど、ちょっと懐かしい世界になりつつある。そういった部分ではニコニコ動画は力強く、すでにコミュニティを持っているため、新しい流れを期待できそうだ。

ニワンゴ代表取締役・杉本誠司氏

発表されたロードマップ。気になるのは、他タイトルと連動したゲーム生放送配信機能だろう。現状でも散見されるがグレーゾーンのままだったため、筆者としてはとても気になった

 そのほかのタイトルは以下の表を確認してもらいたい。いわゆる新ハードの同時発売としてはとても豪華かつ、各社とも意欲的なタイトルを提示しているのがわかる。

国内開発中タイトルは74本!

 同時発売タイトルの部分的な紹介が終わったあとには、開発中のタイトルが公開された。同時発売タイトルとあわせて100本というわけだ。「テイルズ オブ イノセンス」「リトルバスターズ! Converted Edition」「イース セルセタの樹海」が気になるところだが、ほかにもスーパーロボット大戦シリーズや、レベルファイブの新作PRGが並んでいる。ジャンルだけというものも多いが、年明けからまた続々とリリースされるだろうし、同時発売ソフトも充実しているため、遊ぶタイトルがない状態は回避できそうだ。

発表された開発タイトル

またPlayStation Networkに配信されているPSP向けタイトルの大半もPS Vitaでプレイ可能と発表。実数は不明だが、期待しておきたい

TGS以外でもPS Vitaをチェックできる!

 明日からTGSが開幕する。PS Vitaの試遊台は80台以上、試遊可能タイトルは31タイトル。前もって触っておきたいというユーザーも多いことだろう。TGSに参加できない人のために、11月から東京、大阪、名古屋、札幌、福岡での試遊キャンペーンも行なう。TGS以外でもプレイするチャンスがあるので、ゲーム機の入力デバイスとしては初となるリアタッチパネルを堪能してみるのもいいし、純粋にスペックを堪能してもいい。もちろん、マルチタスクによるプレイ中のブラウジングやSNSへのアクセスといったことも試せるだろう。

TGSにおける試遊台数とプレイ可能タイトルも発表。長蛇の列になりそうだが……

TGSに行けないという人向けにキャンペーンも展開。PSP発売のときとは気合の入れ方がだいぶ違う

 明日からのTGSは、もちろんASCII.jp編集部も総力を上げてお伝えてしていくので楽しみにしてもらいたい。筆者もカンファレンスではPS Vitaの実機に触れられなかったので、TGSで触るのを楽しみにしている。

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