9月14日、日本ベリサインは、「シマンテック バウンダリエンクリプション.クラウド」にSSLサーバー証明書やセキュア・メールIDなどをバンドルした「シマンテック バウンダリエンクリプション.クラウド プラス」の販売開始を発表した。
シマンテック バウンダリエンクリプション.クラウドは、メールサーバー間通信に対してSSL(TLS)による暗号化を強制するセキュリティサービス。メール通信を暗号化したい相手を決めてサービスを登録することで、その会社との通信経路は、
- メールのヘッダー
- 件名
- 本文
- 添付ファイル
などがすべて自動的に暗号化される。
シマンテックのクラウド上でウイルス検知も行なうため、メールにウイルスが混入していたとしても安全を保つという。
本サービスでは、通信経路の暗号化にSSLサーバー証明書が使える。今回発表の新サービスシマンテック バウンダリエンクリプション.クラウド プラスは、この証明書として、ベリサインのSSLサーバー証明書やセキュア・メールIDを、特別価格で購入できるというものだ。
信頼性の高いベリサインのSSLサーバー証明書を使うことで、もっとも脆弱な段階であると危惧されているメールサーバー間を暗号化することで、メールの盗聴を防ぐだけではなく、コンプライアンス規制を促進し、取引先やビジネスパートナーなど、特定の相手とのセキュリティをさらに高めるという。また、なりすましメールを防ぐためにセキュア・メールIDを利用することによって、送信元を保証することも可能になるとしている。