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小型PCだって十分イケる! Mini-ITX入門 第1回

小型PCが作れる Mini-ITXを組む際の注意点はココ!

2011年10月03日 12時00分更新

文● 宇野 貴教

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拡張カードは約229mmのフルハイトまで対応
SST-SG06B450

●URL:http://www.mustardseed.co.jp/products/silverstone/case/sst-sg06b.html
●実売価格:1万9000円前後

 Mini-ITXマザーボードを使うからには、ケースはキューブケース程度のサイズでなければ、Mini-ITXのメリットを活かせない。今回チョイスしたケースは、Silverstoneの「SST-SG06B450」である。Mini-ITXまたはMini-DTX専用の小型キューブケースだ。光学ドライブはスリムタイプしか使えないが、そのぶん高さが177mmと低くコンパクトである。拡張カードは規格の標準サイズである9インチ(約229mm)の長さまでサポートするため、ミドルレンジ以下のビデオカードなら間違いなく装着可能だ。また、電源も80PLUS Bronze認証の450W電源を標準装備する。
 小さいかわりにベイは5インチがなく、3.5インチと2.5インチが各1基ずつ、CPUクーラーの高さは82mmまでといった制限もあるが、スペックを重視したMini-ITX自作には適したケースだ。

コンパクトなキューブケースという表現がピッタリの「SST-SG06BB-450」。ケース後部には排気のための通気口が大きく開けられている

フロント上部は光学ドライブ用ベイで、スリムタイプのドライブのみ搭載可能。右にはUSBなどのフロントアクセスポートが並ぶ

拡張カードはフルハイトに対応する。Mini-DTXにも対応するため、拡張カードのレーンは2基用意される

電源ユニットはケース上部に配置。内部スペースはかなり余裕があり、ビデオカードも全長が約229mmのものまで対応する

フロントには120mm角の吸気ファンがある。ベイは上からつり下げられた状態で、数は少ない。3.5インチベイは1基なので、HDDはなるべく大容量モデルを選びたい

スタンダードなMini-ITX構成
CPU Intel「Core i5-2400S」 約1万5500円
マザーボード ASRock「Z68M-ITX/HT」 約1万1000円
メモリー DDR3-1333 4GB×2枚セット(バルク) 約3000円
ストレージ HGST「0S02600」(500GB) 約3500円
PCケース シルバーストーン「SST-SG06B450」 約1万9000円
合計金額   約5万2000円

ワンポイント
ビデオカードはLowProfileモデルも視野に

 Mini-ITX向けケースはケース幅が狭いものが多く、拡張カードはLowProfile対応のみという製品が多い。こういったケースで3D描画を強化するには、LowProfile対応ビデオカードが必要で、フルハイトのビデオカードは装着できない点には注意が必要だ。ビデオカードを追加する場合は、ケースのスペックをよく確認してLowProfileのビデオカードを選ぶようにしよう。
 なお、今回紹介しているケース「SST-SG06B450」はフルハイト対応なので、LowProfileのビデオカードは必要ない。

Mini-ITXケースの場合は、基本的に以下のようなLowProfile対応のビデオカードを使用することになる

万人向けのスタンダードマシンが完成

 今回はMini-ITXの自作の特徴や注意点から、自作のサンプル例までを紹介する構成でお届けした。ここまで読んでいただけば、Mini-ITXの自作は、IntelのAtomやAMDのEシリーズが組み込まれたロースペックかつ省電力向けだけでなく、スペック重視のPCも組めることがおわかりいただけるだろう。
 次回ではこの構成からスペックアップして、エンコードや3DゲームもできるMini-ITXマシンを目指していく。

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