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憧れの壁掛け設置、6畳間で使う60V型大画面、自由に位置を変えられるテレビ……

フリースタイルAQUOSで広がる、新しいテレビの使い方

2011年09月22日 16時00分更新

文● 鳥居一豊、写真●小林 伸

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6畳間でも60V型が置ける!? 究極の省スペース大画面

鳥居 「さて、最後は60V型の大画面モデルのLC-60F5(予想実売価格:38万円前後)です。重量は約21kgで60V型としてはかなり軽量です。これもやはり軽量さを活かして壁掛けで使いたいですね」

薄型・壁掛けなら、6畳間でも60V型が一般的になる

オカモト 「60V型かぁ。憧れのサイズだなぁ」

メリ 「横幅138cm×高さ82cmというサイズは実際に見るとかなり大きいですが、壁掛けを前提にするなら、一般的な家庭でも案外これくらいのスペースって空いていますよね」

オカモト 「そのスペースにテレビが設置できるということは、テレビの置き台のようなスペースも不要で大画面テレビが置けるってことですから、大画面に憧れる人にはかなり気になりますね」

鳥居 「ええ、6畳間に60V型というと、ほとんどの人がそんなスペースあるわけないと思うはずですが、実は壁にはそれくらいのスペースがあります。だからその気になれば、6畳間で60V型でというのも決して非現実的ではないんですよ。壁に貼るので視聴距離も十分確保できるし、なんといっても迫力がありますよ。映画館の大スクリーンをそのままスケールダウンした感じで、小さめの部屋でのホームシアターにも向いていますね」

オカモト 「別体のチューナー部は、USB HDDを追加してテレビ録画もできるんですね。これなら、BDレコーダーなどを追加して結局AV機器がいっぱいということになるという心配も、ノン、ノン、ノートルダム寺院ですよね!」

メリ 「ぷっ」

鳥居 「USB HDDは汎用のものが使えますし、サイズもコンパクトですから邪魔にはならないですね。また、チューナー部と同サイズのUSB HDDも発売されていますから、組み合わせると一台のような雰囲気で使えます。惜しいのはBDやDVD再生をする場合、ディスプレー部に直接HDMIケーブルで接続する必要があるため、壁掛けだと電源コードのほかにHDMIケーブルまでディスプレーからぶら下がってしまうこと。著作権保護のため、Wi-Fiの無線接続でBDソフトなどの信号を伝送できないことが理由ですが、将来的にはうまく解決して欲しいですね」

オカモト 「本命はBDレコーダーに無線接続機能が付くことでしょうね。著作権保護の関係でセルBDソフトの映像を無線で飛ばすとなると、罰金バッキンガム宮殿かもしれないけど、録画番組なら問題ないでしょう」

メリ 「そうですね。コンパクトなチューナーに主要なAV機器の機能が一体化されると、余計な機器でごちゃごちゃしないのは、女性にとってもうれしいです。リモコンひとつで手軽に操作できるのもありがたいです」

鳥居 「60V型というと、すこし価格が高くなるし、映画はともかく普通のテレビ番組にそんな大画面はいらないんじゃない? と感じる人がいるかもしれません。でも、60V型クラスの大画面だと、2画面表示のテレビ視聴にも十分なサイズになります。テレビ放送を見ながらインターネット機能を呼び出すような使い方も、現実的になると思います。そうなると、Skypeのようなビデオ通話サービスへの対応も期待したくなります」

 60V型モデルだけに限りませんが、ワイヤレステレビというメリットを活かすなら、家庭用の太陽電池の販売も行っているシャープですから、その発電量をワイヤレスでモニターできる機能や、白物家電のリモート操作まで行えるようなホームネットワークのためのコントロールセンターとして活用する提案があってもいいと思います」

オカモト 「何というか、エンターテインメントだけでなく、実用性の方向にも振った提案が可能ということですね。BDレコーダーやAV機器だけでなく、エアコンや照明、冷蔵庫や洗濯機まで“AQUOSファミリンク”で、テレビのリモコンで手軽に操作って感じですか。それはもう“ミラクル”というか“大事件”ですよね」

鳥居 「今のSF映画ではこういう未来像が出てこなくなっていますが、それはもう現実に近すぎて、未来世界らしい驚きを与えられないからだと思います。実は現代の家電やAV機器はそれくらいかつてのSF映画の未来像に迫っています。

 家の中の電器製品の集中制御や、賢い人工知能が炊事や洗濯などを半ば自動で行ってくれるようなことは、決して不可能ではありません。

 今はまだ夢物語でも、そんな夢を感じさせる力がAQOUSのF5シリーズにはあるのでは? 愛称であるフリースタイルとは、レイアウトフリーが主要な意味ですが、ライフスタイルを含めたさまざまなスタイルをフリーにしてくれる可能性を秘めています。

 ここが今までの薄型テレビにはなかった、F5シリーズの最大の魅力でしょうね」

AQUOS F5の機能を詳しく知るためにチェック!

AQUOS F5の機能に関しては、鳥居一豊氏の速報レポート「「フリースタイルAQUOS F5」の驚異的な軽さと薄さに迫る!」をご参照ください!

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