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データ転送処理が従来のEthernet用スイッチで可能に!

NEC、専用スイッチ不要でFCoEを構築する新技術

2011年09月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月12日、NECは高い拡張性を低コストで実現するという、サーバーとストレージのネットワーク統合技術を開発したと発表した。

 これは、Ethernet上でSAN(Storage Area Network)を利用する技術である「FCoE(FibreChannel over Ethernet)」に改良を加えるもの。

 FCoEでは、FCoEスイッチに負荷が集中するため、大規模なデータセンターへの適用が困難であり、データのロスを防ぐために専用のスイッチが必要という課題があった。NECが開発した統合技術は、FCoEネットワークにおけるデータ転送と管理制御を分離して処理するとともに、データロスを防ぐ機能を搭載したものだという。

 データ転送と管理制御の分離とは、管理制御処理をソフトウェアにて実現し、データ転送処理は従来のEthernet用スイッチを利用できるようにする技術。これにより、性能のボトルネックと同時にコスト高となっていたFCoEスイッチを使用することなく、データセンターの規模に応じた柔軟な構成を低コストで行なえるという。

 また、データロスの防止は、サーバとストレージのネットワークインターフェイス部分に、データロスを防ぐための順序制御、再送制御を行なう機構を新たに開発し搭載することで実現する。これにより、FCoEに必要なデータロス防止機能を搭載した専用Ethernetスイッチが不要になるという。

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