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日本の力を見せろっ!! NECの秋冬モデルはここがスゴイ! 第2回

夏モデルから処理速度は2倍に!

大幅に機能強化した「VALUESTAR N(VN770/FSシリーズ)」

2011年09月27日 11時00分更新

文● 小黒直昭、写真●篠原孝志(パシャ)

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低音が締まるYAMAHAサウンドシステムと
広視野角&低消費電力なLED IPS液晶

 VN770/FSシリーズはYAMAHA製スピーカーを採用し、前面にYAMAHAのロゴが光る。搭載する3W+3Wのスピーカーは、YAMAHAのバスレフ構造であるFR-Port方式を採用し、従来の低音部で発生する空気流によるノイズをカット。豊かで引き締まった低音を実現する。また、ダイナミックレンジなどの補正が可能なWaves社の「MaxxAudio」により、より美しく臨場感のある音場を再現可能だ。

前面スピーカーのYAMAHAロゴ

本体に光るYAMAHAのロゴ。3W+3WのFR-Port方式スピーカーが、重厚な低音を作り出す

 今回採用された21.5型フルHD表示のスーパーシャインビューLED IPS液晶は、LEDバックライトならではの低消費電力に加えて、上下左右どの方向から見てもほぼ色の変化などが感じられない広視野角が特徴だ。これも、家族や友人など複数人で見るときには欠かせないクオリティだ。

スーパーシャインビューLED IPS液晶

高い視野角を持つスーパーシャインビューLED IPS液晶を搭載。従来苦手といわれた縦方向の色変化もほとんど見られない

長時間録画も可能なBDXL対応ドライブを内蔵

 約6cmという薄い本体に、地上デジタル、BSデジタル、CSデジタルに加えて、ひかりTVにも対応したダブルチューナを内蔵。NECが長年培ってきたメディアプレーヤーソフト「SmartVision」がプレインストールされ、付属のリモコンによりテレビ感覚で視聴・録画が可能となっている。

BDXL対応BDドライブ

本体の右サイドに設置された、BDXLに対応したBDドライブ。12時間の長時間録画や、大容量のバックアップが手軽に可能だ

 また、本体右サイドには縦置きする形でBDドライブが搭載されているが、このドライブはBDXLに対応し、大容量約100GBの3層BDメディアにも記録可能となっている。これにより、地上デジタル放送を高画質(TS)のまま録画しても最大12時間もの長時間、画質を劣化させることなく保存できる。

本体左サイドに設けられた、HDMI入力とUSB 3.0端子。この電源マークが、パワーオフUSB充電機能を示している

 このほか、VN770/FSシリーズではUSB 3.0端子も搭載。これは電源オフでもUSB機器に電源を供給し続けるパワーオフUSB充電機能に対応し、音楽プレーヤーやスマートフォンといった携帯機器を電源オフ時にも充電可能だ。USB 2.0端子も5つ持ち、スタイリッシュながら高い拡張性を備えている。さらにHDMI入力端子も備えており、パソコンとして起動しなくてもゲーム機やビデオカメラを接続してテレビ代わりに利用できる。

 また、側面にはデュアルメモリースロットを搭載。SDHCやSDXCといった大容量のSDカード加えて、メモリースティックPROと同PRO-HG デュオにも対応している。

本体背面

本体背面。スタンド部分に丸い穴があり、ケーブル類をまとめて引き出せる

本体両側面

本体両側面。厚み6cmの極薄ボディに、最新スペックとダブル3波チューナーなどが収納されている



 地デジ完全移行に伴い、大画面テレビを導入した家庭は多いだろうが、寝室や個室のテレビの買い替えはまだという方も少なくないのでは。地デジの視聴・録画に加えてネットも同時に楽しみたい、快適な動画編集やBD視聴・録画環境も実現したいといった方に、VN770/FSシリーズがパーソナルなテレビ&パソコン環境をこれ一台で叶えてくれるはずだ。


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