オールドレンズマニアにオススメ!
GXR独特の撮影機能
GXR MOUNT A12はMマウントとその互換レンズを装着するのが目的なので、当然AF機能はなく、ピント合わせはマニュアルになる。
GXRの背面モニターは3型(約92万ドット)で、かなりきめ細かく表示できるので、大まかにピントを合わせることは十分可能だ。しかも、開放F値の明るいレンズやマクロ時などで、より正確にピント合わせができるよう、画面を拡大表示する機能があり、2/4/8倍で表示することができる。
また、ソニーの「NEX-C3」や「NEX-5N」に搭載されている、ピントの合った部分を強調表示する「ピーキング」機能と同様の効果が得られる「フォーカスアシスト」機能も搭載されている。
さらに、オールドレンズでは周辺部の光量不足や色収差なども多く、これらを補正する機能も搭載。さまざまなレンズに対応できるよう工夫されている。
ミラーレス一眼が出始めてからにわかに活気づいてるのが“オールドレンズマニア”だ。銀塩時代の古いレンズ、ライカ系のマウントがやはり多いが、ミラーボックスがなく、フランジバックの短いマイクロフォーサーズやソニーのNEXあたりはサードパーティからさまざまなレンズマウントコンバーターが発売されている。
このGXR MOUNT A12はそんな声に応えるがごとくリリースされた感じだ。マニュアルフォーカスのための機能や各種補正機能、撮影後にどんなレンズで撮ったのかExif情報を残せるなど細かい配慮が行き届いている。
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