折り畳み構造で携帯性を追求した
「Sony Tablet P」シリーズ
次は、Sony Tablet Pシリーズをチェックしていこう。こちらは、1機種のみのモデル展開で、OSにはAndroid 3.2を搭載。折り畳み式の構造を採用しており、2画面構成になっていることが大きな特徴だ。
主な仕様 | ||
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製品名 | ソニー「Sony Tablet P」 | |
型番 | SGPT211JP/S (Wi-Fi+3Gモデル) |
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店頭想定価格 | 未定 | |
プラットフォーム | NVIDIA Tegra 2(1GHz) | |
ストレージ容量 | 4GB | |
ディスプレー(解像度) | 5.5型液晶(1024×480ドット)×2、LEDバックライト | |
サイズ | 開いたとき:横幅約180×縦158×厚さ14mm、閉じたとき:横幅約180×縦79×厚さ26mm | |
重量 | 約372g | |
バッテリー駆動時間 | スタンバイ時:約120時間、音楽再生時:約16.8時間、ビデオ再生時:約6.5時間、Wi-Fi ウェブ閲覧時:約6.1時間、3G ウェブ閲覧時:約4.6時間 | |
OS | Android 3.2 |
折りたたむとポケットにラクラク収まる
小型サイズで、重量約372g
Sony Tablet Pは、本体を開いた状態で横幅約180mm、縦約158mmとB6サイズに近い大きさとなっている。本体を閉じた状態にすると、横幅は変更なく約180mmで、縦は開いた状態の半分となる約79mm。厚さは、開いた状態で約14mm、閉じた状態では約26mmで、重量はSony Tablet Sシリーズ(3G搭載モデル)のおよそ半分となる約372gだ。
折り畳んだ状態なら一般的なジーンズのうしろポケットにもラクラク収まる形状で、モバイル派も納得の優れた携帯性を実現している。従来のタブレット製品の場合、常用するには大きい/重いと感じていた女性もチャレンジしやすいはずだ。
Sony Tablet P最大の特徴であるディスプレーは、1024×480ドット表示が可能な5.5型液晶を2枚搭載。いずれもタッチ操作に対応している。「PlayStation Certified」で提供されるゲームでは、上画面でプレイ画面を表示し、下画面で操作ボタンを配置するなど、2画面を効率的に利用できるように独自アプリケーションも用意するなど、アプリケーション側にも工夫が施されている。
また利用時は、本体を180度まで開く必要はなく、利用するアプリや状況に合わせて、ディスプレーの角度を調整でき、操作性は上々だ。