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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第79回

Androidタブレットで画面キャプチャーなどを活用する技

2011年08月30日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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慣れるまでに時間はかかるが格好いいAndroid 3.1

 AT300で戸惑うのは、ハードウェアボタンを搭載していない点。ホームボタンを押して電源オンができないのは面倒だ。これはもう慣れるしかない。バックボタンとホームボタンは画面左下に表示される。ホームボタンの隣にはマルチタスクボタンが配置されている。マルチタスクボタンを押すと、起動したアプリの履歴が表示される。サムネイル付きなのでわかりやすい。

ステータスバーにホームボタンなどが表示される

マルチタスクボタンでアプリの履歴にアクセスできる

アプリによっては、メニューボタンが表示される

 ホーム画面の右上にある「アプリ」をタップすると、アプリ一覧が開く。アプリをタップすれば起動するのはスマートフォンと同じだ。「マイアプリ」をタップすると、自分でインストールしたアプリのみを一覧表示できる。ホーム画面にショートカットを作成する手順は秀逸。アプリを長押しするとホーム画面のサムネイルが下に開くので、ドラッグ&ドロップするだけでいい。スマートフォンのように画面の遷移がないので手間が省ける。

アプリ一覧を開いたところ。左右にスライドすれば、画面を移動できる

配置したいホーム画面に移動する

 ホーム画面を長押しすると、ホーム画面のサムネイルが上部に表示され、ウィジェットやアプリ、壁紙などの設定を行なえる。タブレットの大画面をうまく活用しており、非常に操作しやすいのが○。

ホーム画面の長押しでウィジェットなどの設定画面が開く

 設定画面を開く手順は1つ増えている。画面右下の通知領域をタップして、時計部分をタップし、「設定」をタップする。もしくは、アプリ一覧から「設定」を起動する。設定画面は頻繁に開くので、ホーム画面の使いやすい位置にショートカットを作成しておくといいだろう。

通知領域をタップすると、アプリの更新やインストール状況などの通知が表示される。時計部分をタップすると、設定メニューに切り替わる

設定画面を開いたところ。従来とほぼ同じ設定項目が用意されている

 総じて、タブレット端末のためにがんばって設計していることが伝わってくる。最近はCPUの処理能力が向上し、ビジュアルにこだわっているわりにサクサクと軽快に操作できるのもいい。細かい部分のエフェクトやデザインはiPadに及ばないものの、近いレベルには仕上がっている。Androidならではの自由度の高さが活かせるようになれば、面白くなるだろう。

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