Androidタブレットがぼちぼち普及しつつある。Android OS 3.1や3.2を搭載する製品が登場し、評判もいい。そこでAndroid OS 3.1を採用する「REGZA Tablet AT300/24C」を購入してみた。今回は、Androidタブレットを活用する技を紹介しよう。
Androidタブレットとは
Androidタブレットとは、Android OSを搭載したタブレット型端末のこと。すでにタブレット専用のAndroid OS 3.Xが登場しているが、スマートフォン向けのバージョン2.Xを搭載している製品も多い。Androidスマートフォンと同様、各社がさまざまな製品を発売しており、液晶サイズもまちまちだ。8.9~10.1型、解像度は1280×800ドットというスペックが主流で、価格は3万円前半から6万円後半といったところ。
コンセプトやデザイン、UIなどを見ると、やはりiPadを強烈に意識しているのが感じられる。とはいえ、「REGZA Tablet AT300/24C」(以下AT300)のようにホームやバック、メニューなどのハードウェアボタンをなくすなど、新たな試みにチャレンジしている製品もある。
AT300を持ってみると、ずいぶんiPad 2よりも厚く感じた。AT300は幅177×奥行き273×高さ15.8mm、重量は765g。iPad 2は幅185.7×奥行き241.2×高さ8.8mm、重量は601gなので約1.8倍だ。とはいえ、その厚みのおかげで、iPad 2より164g重いのに比較的軽く感じられる。前面に200万画素、背面に500万画素のカメラを搭載しているのも便利だ。
背面カバーには斜めの溝が多数付けられており、ホールド性が高く、手触りも悪くない。ただし、ラバー仕上げなのでiPadと比べて高級感は劣る。ちなみに、この背面カバーは取り外しができ、バッテリーの交換が行なえる。iPadに対する優位点の1つだ。
インターフェースが充実しているのもAndroidタブレットの特徴だ。PCと接続するMiniUSBコネクターやHDMI出力端子、ブリッジメディアスロット(SDメモリカード、SDHCメモリカード、SDXCメモリカード、マルチメディアカード)に加え、USB2.0端子も搭載。PC用のマウスをつないで操作することも可能だ。そのほか、AT300は「レグザAppsコネクト」に対応し、液晶テレビの「レグザ」やレコーダーの「ブルーレイレグザ」などのリモコンとして活用できる機能も備える。

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