「DesktopDirect for Android」はAndroid Marketで公開中
アレイのリモートデスクトップ「DesktopDirect」がAndroid対応
2011年08月25日 06時00分更新
8月24日、アレイ・ネットワークスは、Androidを搭載するタブレットやスマートフォンから社内のWindows PCのデスクトップをリモート操作できるアプリケーション「DesktopDirect for Android」を発表した。
DesktopDirectは、社内ネットワークに設置するSSL VPNアプライアンス「ArraySPXシリーズ」の機能。専用クライアントソフトをインストールしたデバイスが、SSL経由でArraySPXにリモートログインし、そこから社内のPCに接続することで操作が可能となる。この専用クライアントソフトとして、これまではiPad/iPhone版が提供されていたが、今回の「DesktopDirect for Android」提供により、Android端末からも利用可能となった。
DesktopDirect for Androidのユーザーは、専用に独自に開発された指の動きで動作するマウスカーソル、Androidのソフトウェアキーボードとの組み合わせにより、タブレットやスマートフォンから直感的に社内デスクトップを操作できる。電源がオフのPCに対しても、利用したい時に電源を投入してアクセスできるため、節電やコスト削減にも役立つという。
さらに、企業アプリケーションを利用するという点では、DesktopDirectでは既存のWindowsデスクトップアプリケーションがそのまま利用できるため、Android向けの専用アプリを新たに開発するような場合と比べ、大幅なコスト削減が実現できるとしている。
DesktopDirect for Androidは、グーグル公式のアプリストア「Android Market」で無償公開中だ。