タッチパネル採用の「NEX-5N」
NEX-5N(9月9日発売予定、本体のみの予想実売価格は7万円前後)の特徴は、可変式のタッチパネル液晶モニターを採用する点。静電容量方式で、メニュー操作やサムネイルのスクロールなどスムーズなタッチ操作が可能だ。また、タッチした被写体にフォーカスを追従させることなどもできる。
NEX-7同様に最高約10コマ/秒の高速連写や、最大8人までの顔登録、1080 60pなどの動画撮影機能を搭載。
ただし、撮像素子は1610万画素となり、フラッシュやEVF、アクセサリーシュー、Tri-Dial Naviなどは非搭載となる。
レンズキットは、「E18-55mm F3.5-5.6 OSS」付属のズームレンズキット(予想実売価格7万円前後)と、上記に加えて「E16mm F2.8」レンズ付きの「ダブルレンズキット」(8万5000円前後)、E18-55mmと「E55-210mm F4.5-6.3 OSS」が付属する「ダブルズームレンズキット」(同11万円前後)の3種類を用意。ダブルズームレンズキットのみ11月11日発売予定で、それ以外は9月9日発売の予定。
NEXにトランスルーセントミラーが!
コンティニュアスAFアダプターも発売
NEX用のオプション製品も合わせて発表された。中でも風変わりなのは、α77/65などに搭載されているトランスルーセントミラーを内蔵するAマウントアダプター「LA-EA2」(10月14日発売、希望小売価格3万9900円)だろう。
このマウントアダプターをNEXに装着することで位相差AFを実現。より高速なAF合焦を実現する。NEX新機種はもちろん、既存のNEXおよびレンズ交換式ビデオカメラ「NEX-VG10」「NEX-FS100」でもファームウェアバージョンアップで使用可能となる。
また、NEX-5NでXGA OLED Tru-Finderを利用できる外付けEVF「FDA-EV1S」(9月9日発売予定、希望小売価格3万4650円)も発表された。こちらは従来のNEXでは使用できないため、現状NEX-5N専用となる。