8月23日、マカフィーはiPhoneのデータを保護する個人向けセキュリティサービス「McAfee WaveSecure(マカフィー ウェーブセキュア)iOS版」の提供を開始すると発表した。

モバイルデバイスの情報を守る「McAfee WaveSecure」にiPhone対応版が登場
McAfee WaveSecureは、端末が盗まれたり紛失したりした場合にもデータを保護する、個人向けセキュリティサービス。これまでAndroidやBlackBerry、Symbian、Windows Mobileなどに対応したサービスを提供してきた。新たに加わったiOS版はアップルが運営するApp Storeで公開しており、7日間の無料トライアル版も用意する。
McAfee WaveSecure iOS版を使うことで、ユーザーは紛失したiPhoneの位置を特定し、追跡することが可能となる。端末の所在位置は、Webコンソールの地図上に表示されるため、紛失したiPhoneを回収できる確率が高まるとしている。
iPhoneに保存された連絡先や写真、動画のバックアップ機能も用意する。バックアップ容量は無制限で、バックアップしたデータには、Webブラウザからもアクセス可能だ。さらに、バックアップした連絡先は、iPhoneだけでなくAndroid端末にもリストアできる。端末変更時などにも重宝する機能といえるだろう。

アップルのApp Storeで販売中だ
価格は1ライセンス1700円で、利用期間は1年間。対応はiOS 4搭載のiPhone 3GS、iPhone 4などで、iPadは現在のところサポートされない。
