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iPhone/iPad両対応!PhoneGapで作るアルバムアプリ (4/4)

2011年08月23日 10時01分更新

文●古籏一浩

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実機で確認する

 デバイスの向きに応じた調整をスタイルシートで処理するように変更したので、JavaScriptのコードは以下のようにすっきりシンプルになりました。

【図】29.png

プログラムを修正


window.addEventListener("load", function(){
  var count = 1;
  var dir = "./images/"// iPhone用画像がある場所
  if(navigator.userAgent.indexOf("iPad") > -1){
    dir = "./images2/"// iPad用画像がある場所
    var imgObj = document.getElementById("photo");
  }
  setInterval(function(){
    var imgObj = document.getElementById("photo");
    count = count + 1;
    if (count > 5){ count = 1; }
    imgObj.src =dir+count+".jpg";
  }, 2000);
}, true);

 iOSシミュレータで正しく動作するかどうか確認します。デバイスを回転させるとメディアクエリーによってCSSファイルが切り替わり、画像のサイズが調整されます。

シミュレータで動作を確認する

 最後に実機でもチェックしてみましょう。実機による確認方法はこれまでの連載を参照してください(関連記事)。デバイスを回転させると、画像のサイズが調整されて表示されるはずです。

iPadを回転させると回転方向に合わせて画像サイズが調整される

 以上でiPhone/iPadに対応したフォトアルバムアプリの完成です。今回のサンプルはシンプルに画像を切り換えるだけでしたが、スライド系のライブラリーを利用してより豪華なスライドショーにするのもよいでしょう。

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