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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第10回

タッチパネルでも文字入力の速いスマートフォンを探せ!

2011年08月16日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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テンキーが大きく押しやすい!
ドコモ「GALAXY S II」

 初期状態ではQWERTY配列のソフトキーになっている。しかもこの場合もかなり入力はしやすい印象で、そのまま使いがち。しかし入力速度を速めたいのなら、文字切り替えボタンを長押しして「ケータイ」に変更したほうが良い。これでテンキーのフリック入力が可能になる。画面が大きいこともあるのか、実際の数値よりもボタンが大きく感じて打ちやすい。

初期状態ではQWERTYキータイプの入力方式を採用するGALAXY S II。もちろん設定でテンキー型のフリック入力に切り替えられる

 日本語入力プログラムは「Samsung日本語キーボード」という名称になっているが、ベースは他のAndroid端末でおなじみの「iWnn」で、フリック入力の感度も調整できる。今回は初期設定のまま感度はおよそ「中」くらいだが、この段階でも反応は素晴らしい。ただ敏感過ぎて、ちょっと触れただけで別の文字が入力されていることもあったので、個人的には感度はもう少し低めのほうがベターだったように感じられる。これはiWnn系の日本語入力プログラムを搭載する他機種にもいえる。

iWnnベースということで、フリック入力での使いやすさは標準的だが、感度の調整をするとさらに自分好みになる

カスタマイズ機能が強いので、いろいろ試すべき
ドコモ「P-07C」

 「フィットキー」と名づけられた日本語入力プログラムを搭載していおり、ソフトキーの見た目をカスタマイズできるのが1つの売りとなっている。なお、この日本語入力プログラムはGALAXY S IIと同様にiWnnがベースになっている。

 個人的には初期設定時のキーも、ボタンサイズが大きく押しやすく感じた。付け爪をしている女性が指の腹で押すには良いのかもしれない。ただし若干反応が遅めで、ひとつひとつ確かめながら入力していく感じで、時間を短縮するのは少々難しかった。

本機のユーザー層を意識してか、かなり大きめでわかりやすいテンキーの表示

 前述したカスタマイズでは、指の届く範囲を調整して、横幅はほぼそのまま、縦の長さを縮めてみることなども可能。キーデザインも変更できるので、あえてハート型にして、入力のしやすさに違いがあるのか試してみた。

キーの形状を変更したり、また片手で使うことを意識して、テンキー全体へのサイズや位置も自由に変更できる

 結果は前ページの表のとおりに入力速度はアップした。指とボタンの触れる位置がより最適になったのか、反応が良いように感じられた。またハート型でもとくに戸惑うことはない。ただしボタンを小さくしたことで、フリック入力時に隣のボタンを押してしまうことがあった。このあたりはカスタマイズ次第で調整できるかもしれない。

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