テンキーが大きく押しやすい!
ドコモ「GALAXY S II」
初期状態ではQWERTY配列のソフトキーになっている。しかもこの場合もかなり入力はしやすい印象で、そのまま使いがち。しかし入力速度を速めたいのなら、文字切り替えボタンを長押しして「ケータイ」に変更したほうが良い。これでテンキーのフリック入力が可能になる。画面が大きいこともあるのか、実際の数値よりもボタンが大きく感じて打ちやすい。
日本語入力プログラムは「Samsung日本語キーボード」という名称になっているが、ベースは他のAndroid端末でおなじみの「iWnn」で、フリック入力の感度も調整できる。今回は初期設定のまま感度はおよそ「中」くらいだが、この段階でも反応は素晴らしい。ただ敏感過ぎて、ちょっと触れただけで別の文字が入力されていることもあったので、個人的には感度はもう少し低めのほうがベターだったように感じられる。これはiWnn系の日本語入力プログラムを搭載する他機種にもいえる。
カスタマイズ機能が強いので、いろいろ試すべき
ドコモ「P-07C」
「フィットキー」と名づけられた日本語入力プログラムを搭載していおり、ソフトキーの見た目をカスタマイズできるのが1つの売りとなっている。なお、この日本語入力プログラムはGALAXY S IIと同様にiWnnがベースになっている。
個人的には初期設定時のキーも、ボタンサイズが大きく押しやすく感じた。付け爪をしている女性が指の腹で押すには良いのかもしれない。ただし若干反応が遅めで、ひとつひとつ確かめながら入力していく感じで、時間を短縮するのは少々難しかった。
前述したカスタマイズでは、指の届く範囲を調整して、横幅はほぼそのまま、縦の長さを縮めてみることなども可能。キーデザインも変更できるので、あえてハート型にして、入力のしやすさに違いがあるのか試してみた。
結果は前ページの表のとおりに入力速度はアップした。指とボタンの触れる位置がより最適になったのか、反応が良いように感じられた。またハート型でもとくに戸惑うことはない。ただしボタンを小さくしたことで、フリック入力時に隣のボタンを押してしまうことがあった。このあたりはカスタマイズ次第で調整できるかもしれない。
この連載の記事
-
第49回
スマホ
スマホとケータイ、どっちを選ぶ? あらためて比較した -
第48回
スマホ
絶対使うスマホのロック画面を、操作性や機能で徹底比較 -
第47回
スマホ
スマホでも通話は重要! 音声が聞こえやすい端末はどれ? -
第46回
スマホ
スマホでは影が薄いキャリア公式サービス 実際は使える? -
第45回
スマホ
Google DriveをAndroidでどこまで便利に使えるかテストした -
第44回
スマホ
スマホをより活用できるウェブアプリをまとめて紹介! -
第43回
スマホ
Androidスマホでダイエットは可能? 13本のアプリをテスト -
第42回
スマホ
スマホと何かの理想の2台持ちを考えてみた -
第41回
スマホ
Siriを始め、スマホで使える9種類の音声入力を徹底比較! -
第40回
スマホ
スマホ用タッチペンはどれくらい使える? 6製品を集めた -
第39回
スマホ
公衆無線LANは本当に速い? ケータイ3社のサービスを試した - この連載の一覧へ