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DMの最適配布エリアを抽出、大日本印刷が新システムを開発

2011年08月15日 11時14分更新

記事提供:通販通信

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 大日本印刷は8月12日、地域ごとに居住者の属性を分析し、新聞折込チラシやダイレクトメールの最適な配布エリアを郵便番号単位で抽出するエリアプロモーション支援システム「エリアダッシュTM」を開発した。

 同システムは、国勢調査統計データの年齢や性別に加えて、居住特性や家族構成など約60の属性を独自に組み合わせ、生活者を60のクラスターに分類。「子育てを終えた団塊世代層」、「子育て世代家族」、「都市型シングル・カップル」といった7つの大分類があり、その下で「マンション住まいの子育て層」や「都会のセレブ」に細分し、各クラスターを地図上に色別で表示する。プロモーションのターゲットとなる年齢と性別を設定すると、ターゲットが多く属するクラスターが上位から順に抽出・表示される。

 また、「住居形態」や「職種」など、追加でターゲットの条件を設定して、クラスターや地域を抽出することも可能。ターゲットに合わせた適切なエリアが設定できるよう、対象の絞込みの精度を向上させている。

 同社は、エリアプロモーションを積極的に展開する企業に向けて「エリアダッシュ」を提供し、2013年度までに「エリアダッシュ」によるチラシや販促物などの新規受注として8億円の売上を目指す。

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