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これでアナタも“トリリオネア”? 今から買うなら3TB HDD! 第1回

1万円を切った3TB HDD まずはベンチマークと使い方から

2011年08月15日 12時00分更新

文● 宇野貴教

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シンプルなフォルダー単位のバックアップツール
「BunBackup」

作者:Nagatsuki
URL:http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/


 Nagatsuki氏の開発によるフリーソフトのバックアップツール。基本的にフォルダー単位のバックアップやミラーリングが可能なソフトで、データを貯め込んだフォルダーを丸ごと違うHDDやネットワークフォルダーなどにコピーするのに最適な存在だ。

BunBackupではあらかじめバックアップのパターンを作成する。パターンを保存しておけば、それを読み込むだけで同じバックアップが可能だ

 使い方も極力シンプルになっており、基本操作はバックアップしたいフォルダーとバックアップ先のフォルダーを選択するだけ。すると更新されたファイルや新しく作成されたファイルだけをバックアップする。

 またシンプルな使い勝手を優先するため、起動直後は設定項目があまり表示されないようになっている。これはユーザーが設定を変更することで、より細かなカスタマイズが可能になる。特定の拡張子のファイルだけバックアップしたり、特定のサブフォルダーはバックアップしないといった組み合わせが自由自在だ。

複雑な操作が必要でなければ基本的にはバックアップ元とバックアップ先のフォルダを選ぶだけ。カスタマイズをしたい場合は、機能の表示設定を変更する

 タイマー機能もあるので、Windowsに常駐させておき、重要データのあるフォルダーは毎日ミラーリング、週に1回程度の頻度でパーティションを丸ごとを別のHDDにミラーリングさせたりと、ユーザー次第で活用の幅が非常に広くなる。

あらかじめ設定した時間に自動バックアップすることも可能

次回は3TB HDDをWindows上で使う場合の注意点を解説

 さて、次回は3TB HDDをWindowsの各バージョンと組み合わせて利用する場合の注意点について紹介する。先に結論を言ってしまうと、(OSをインストールしない)データ用ドライブとして使う場合は、Windows Vista/7であれば大きな問題は生じない。しかし、システムのブート用として利用するにはいくつかの条件と注意点がある。それらについて詳しく解説する予定だ。

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