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米Google、ウェブスパム報告フォームを刷新

2011年08月09日 15時35分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Googleは2011年8月8日、検索エンジンスパムを行っているサイトの通報を行うスパム報告フォームを刷新したことを公式ブログで発表した。

第1に、スパム報告のプロセスの最初に、ユーザーが何をGoogleに報告したいのかを選択する画面を設けた。一口に「ウェブスパム」といっても、Googleに報告されるサイトの種類は様々。マルウェアやトロイの木馬に感染させるサイトもあれば、不適当なコンテンツを提供しているサイト、著作権を侵害しているサイトなど、Googleに通報・対応を依頼したいサイトは多岐に渡るためだ。選択肢には、有料リンクの売買を行っているPaid Linksの通報や、個人情報を漏洩しているサイト、マルウェアなどが用意されている。本当にウェブスパムの場合は画面下の"Report Webspam"を選択する。

第2に、報告フォームを簡略化すると共に、適切にレポートをGoogleに送信するために役立つページの案内を設けるようにした。たとえば、スパム報告の方法について記した同社の公式ブログのページが案内されている。

第3に、サンクスページを設け、ウェブスパム通報後に、役立つ関連情報を表示するようにした。現時点では、ウェブスパム通報を行いやすくするためのChrome Webspam Report Extensionの案内や、検索エクスペリエンスを改善するための Manage blocked sites や Chrome Personal Blocklist Extension が案内されている。

A new, improved form for reporting webspam
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2011/08/new-improved-form-for-reporting-webspam.html

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