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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第77回

RGBやDVI出力の画像をキャプチャーする技

2011年08月09日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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DVIやRGB対応のキャプチャーボードを利用する

 手頃な価格でDVIやRGBの映像を取り込むなら、キャプチャーカードを利用する手がある。そこで、6月17日に発売されたマイコンソフトのキャプチャカード「SC-500N1/DVI」をチェックしてみよう。コンポーネント映像やHDMI、DVI-D、アナログRGBの映像と音声を取り込めるのが特徴だ。

PCI Express x1対応のキャプチャカード「SC-500N1/DVI」。直販価格は2万3400円

DVI-I、HDMI、コンポーネントビデオ端子を備える

 カードを装着したらWindowsを起動し、付属のCDからドライバとキャプチャソフト「Video Keeper」をインストールする。まずはRGBと変換アダプタを利用して接続してみた。

「Video Keeper」を起動し、「ビデオ入力ソース」を選択する

 問題なく起動画面が表示され、右クリックメニューから「スナップショット」を選択するだけでキャプチャーが撮れた。プレビューウィンドウは縮小表示されるので画面がにじんで見えるが、キャプチャーは実寸で保存されるのでキレイだ。画質はイマイチだが、動画を録画することもできる。

 キャプチャー用のデスクトップPCが用意できるなら、キャプチャーカードは使い勝手がいい。ただし、本製品は著作権保護技術のHDCPには対応していない。HDCPがかけられている画面は表示もキャプチャーもできないので注意しよう。DVDやBDビデオを再生したり、PlayStation3を接続した時には表示できなくなる。Xbox 360の場合は、通常の画面はキャプチャーできるが、DVDビデオ再生時は非表示になる。また、先日発売されたMacBook Airをつないだところ、とくにコンテンツを再生していなくても「HDCP」と表示されて利用できなかった。

起動画面やBIOS画面を表示、キャプチャーできた

MacBook Airに繋げたところ映らなかった

 FDX1002はとても手軽にキャプチャーできるものの、解像度がXGAと小さめで、価格も高いのがネック。手ごろな価格のSC-500N1/DVIは幅広い入力ソースに対応し、静止画に加えて音声付き動画のキャプチャーもできる。ただし、ほかにデスクトップPCが必要なうえ、HDCPには対応していない。どちらも一長一短があるとはいえ、通常では撮れない画面を保存できるのは大助かり。筆者のような特殊なニーズを持つ人向けではあるものの、できれば低価格化や高性能化を期待したい。

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筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)、「PDFビジネス徹底活用技」(技術評論社)。


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