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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第77回

RGBやDVI出力の画像をキャプチャーする技

2011年08月09日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 筆者は、記事を作成するためにさまざまな画面キャプチャーを撮る。WindowsやMac、iPhoneなどは簡単に撮れるが、キャプチャー機能が動作しない画面を撮らなければならないこともある。そこで、今回はRGBやDVI出力の画像をキャプチャーする技を紹介しよう。

普通なら撮れない画面をキャプチャーする

画面をキャプチャーする様々な方法

 Windowsの場合、「Print Screen」キーでキャプチャーできる。アクティブウィンドウのみをキャプチャーするなら「Alt+Print Screen」キーだ。しかし、この場合ペイントソフトなどを開いて、画像を貼り付けてから保存する必要がある。

 Windows 7なら「Snipping Tool」を利用すればいい。スタートメニュー→「アクセサリ」の中から起動できる。Snipping Toolの「新規作成」メニューから、キャプチャー方法を選択すれば画像を取り込める。「保存」ボタンをクリックすれば、JPEG/GIF/PNG形式で画像ファイルを作成できる。キャプチャー方法は、自由選択、四角形選択、ウィンドウ、デスクトップ全体の4種類から選べる。

 スタートメニューや右クリックメニューを開いたところをキャプチャーするために、Snipping Toolをクリックするとメニューが閉じてしまう。そんな時は、まず「Ctrl+PrintScreen」キーを押すと、メニューなどが開いたままSnipping Toolが有効になる。続けてキャプチャしたい部分をマウスで選択して、領域を切り取ればいい。

数画面程度のキャプチャーなら「Snipping Tool」が便利

 しかし、単行本を書く際など、数千枚のキャプチャーを連続して撮る場合には保存する手間も負担になる。そこで、フリーソフトの「WinShot」(WoodyBells氏作)を使っている。ホットキーでウィンドウや選択領域をキャプチャーし、連番が付いたファイル名で自動保存してくれるのだ。対応OSがXPまでの古いソフトだが、Windows 7でも動作はする。

大量の画面を取るならフリーソフトを活用

 Macの場合は、「Command+Shift+3」キーでデスクトップ全体、「Command+Shift+4」で選択範囲をキャプチャーできる。「Command+Shift+4」を入力した状態でスペースキーを押すと、カーソルがカメラのアイコンに変化する。そのままウィンドウやツールバーをクリックすると、その部分を切り取ってキャプチャーできる。

Macのキャプチャ機能は使いやすい

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