迫力の23型フルHD液晶が魅力のCore i7搭載機
ゲームもおまかせの23型ボードPC! 富士通「ESPRIMO FH90/DN」 (5/6)
2011年08月23日 15時00分更新
デジタルTVやBDコンテンツの機能も充実
ESPRIMO FH90/DNのポイントは、ゲーム以外にも、デジタルTVやBDコンテンツなども楽しみやすい点にある。
地上・BS・110度CSデジタル放送対応のダブルチューナーを搭載しており、2基の独自LSI「DixelHD エンジン2」によって、フルハイビジョン画質のままで、なんと最大約1782時間もの番組録画(超長時間モード/10倍録画)が可能なのだ(表)。しかも、USB接続の外付けHDDにも録画できるので、高い画質のビデオライブラリーを構築しやすい。
録画時間の目安(2TB HDD内蔵の場合) | |||
---|---|---|---|
録画モード | 最大録画時間 | 1時間当たりの動画データ容量 | |
最高画質 | BS/110度CS ハイビジョン |
約178時間 | 約10.8GB |
地上デジタル | 約251時間 | 約7.6GB | |
高画質 | 約475時間 | 約4GB | |
長時間 | 約950時間 | 約2GB | |
超長時間(10倍録画) | 約1782時間 | 約1GB |
また先に挙げたように、ESPRIMO FH90/DNは、BDXL規格対応Blu-ray Discドライブを採用している。BDXLは3層100GBの「BD-R/RE TL」と4層128GBの「BD-R QL」のメディアが規格化されており、BD-R/RE TLの場合、10倍録画モードの映像なら約96時間分の番組を1枚のディスクに収められるのだ。
液晶下部にある6W+6W出力のステレオスピーカーにも注目だ。PC向けサラウンド技術「DTS Surround Sensation Ultra PC」をサポートしており、重厚で広がりのあるサウンドを楽しめる。オーディオケーブルで音楽プレーヤーなどと接続すれば、本体の電源がオフでも、スピーカーだけを出力用として利用可能だ。
長時間ゲームプレーの強い味方!?
ナノイー発生ユニット
ESPRIMO FH90/DNは、本体背面にナノイー発生ユニットを搭載しているのも特徴だ。「ナノイー」とは、空気中の水分を使って作られた微粒子イオンのことで、カビや花粉、ウイルスを抑えて空気を清潔に保つ働きがあるという。また、タバコなどの匂いを消す効果もあるとのことだ。
ナノイー発生ユニットは、添付ソフト「ナノイーユーティリティー」でオン/オフを切り替えられる。ナノイーを発生させると、わずかに「シュー」という音が聞こえ、発生ユニットから風が出ているかのような涼しさを感じる。夏休みなど長期間の休暇では、自室にこもって長時間ゲームで遊んでしまいがちというユーザーは、部屋の空気を清潔に保つために利用してみるといいいだろう。
ちなみに、ESPRIMO FH90/DNは、PCの長時間使用を知らせてくれる「休憩おすすめタイマー機能」も搭載している。長時間ゲームをプレーするなら、この機能も強く推薦しておきたい。
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