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真鍮製フィギュアが10名に当たる

Xiキャンペーンで日本の製造業の威信をかけた金の鉄人が公開

2011年08月06日 15時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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Xiのキャンペーンでとにかくスゴイ鉄人フィギュアが当たる

 NTTドコモは同社のLTEサービス「Xi(クロッシィ)」対応のモバイルルーター「L-09C」が6月30日に発売されたことに合わせて、「金の鉄人が当たる」キャンペーンを実施している。

新宿駅前には全長8メートルの超人バルーンが。7日までは新宿で、その後は名古屋、大阪とイベントが開催される予定

 このキャンペーンにおいて抽選で10名にプレゼントされるのが、ドコモ・データ通信のイメージキャラクターである「鉄人28号」を用いた、「超微細加工&純金メッキ仕上げの鉄人フィギュア」である。応募はキャンペーンサイト(http://answer.nttdocomo.co.jp/t28/)から、ドコモやXiの契約者などは関係なく可能だ。

プレゼントの応募やイベントの詳細はキャンペーンサイトで確認してほしい

お値段はつけられないという
とにかく精密な真鍮製鉄人フィギュア

 さて、この鉄人フィギュアがメディア向けに公開されたので取材してきた。制作を担当したのは、従業員14名と町工場規模でありながら、F1エンジンや人工衛星の部品のほか、アルミ製のバラ、99.99999999%の精度を持つサイコロといった、極めて精密な金属加工を得意とする入曽精密という企業である。

 同社代表取締役である斎藤清和氏にお話をうかがったが、「鉄人28号というキャラクターやドコモさんの取り組みの重さ」が伝わってきたことから、日本のものづくり技術のスゴさを見せるべく、その粋をこらして開発を進めたとのことだ。

写真でもこのフィギュアの精密さが垣間見えるだろうか

 高さ約13cmの本体は真鍮製(表面は24金メッキ)で、大きく7部位に分けられる。さらにそれぞれの部位は極めて細かなパーツと削りだし加工によって構成されており、近くで見るとその精密さに単純に驚かされる。

社長自ら陣頭指揮をとって開発を進めたという鉄人フィギュアを前に

 「もし販売するならいくらくらい?」という質問には「これは作品ですから。値段はつけられない」と笑いつつ、同じCADデータや機械があったとしても、簡単に作れるものではない、逆に10年後50年後と価値が高まるはずと語る。日本のものづくり技術への高い誇りが感じられた。


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