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レノボ・IdeaPad Tablet K1の担当者に聞く

タブレット市場は開拓段階、後発でもいい

2011年08月25日 09時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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強度の高いフレームとカラフルなカラーリング

── IdeaPad Tablet/ThinkPad TabletのUI(ホーム画面のランチャー)は北京の研究所で開発されたものだそうですね。

ホーム画面のランチャー。シンプルかつ使いやすくUIが設計されている
特徴と言えるのが、右サイドに設けられた光学式のセンサー。上方向、下方向、押しこみ、長押しの4つに機能が設けられている。特にスクリーンショットの機能を標準で付けている点は、大変便利

櫛田 「レノボ独自のアプリケーションに関しては、共通となっています。(ThinkPad Tabletにはない)IdeaPad Tabletの特徴としては、豊富なゲームコンテンツを用意している点が挙げられます。HDMI端子を装備しているので、「Need for Speed」や「Galaxy on Fire 2 THD」といったゲームやYouTubeのHD動画などを大画面のテレビで楽しめます」


── UI部分では不要なタスクを切って、メモリーの占有量を減らしたり、各種設定を気軽に呼び出せたりといった点が他社にない特徴だと思いますが。

櫛田 「標準でタスク一覧からアプリを切れる点は特徴です。タスクを切る機能自体はAndroidも持っていますが、標準では何階層もメニューをたどっていかなければなりません。

 Android 3.0は5つ以上のプロセスが起動すると古いものから順次切られていく仕様だったのですが、Android 3.1からは19個に増えているので、メモリーの占有率もそのぶんだけ増えます。タスク一覧からカンタンに切れるという点は便利に使ってもらえると考えています」


USBホスト機能への対応も検討中

── 中央に5つのボタンを持つランチャーを用意し、その左右に設定を呼び出すボタンがありますね。下側にはタスクキラーやランチャー表示用のボタンが用意されています。

 今回Android 3.1を搭載するということですが、USBホストの機能は搭載していません。ここはThinkPad Tabletと異なる部分ですが、なぜこういう仕様になっているのでしょうか?

ランチャーアプリには、操作感を高めるための工夫も。右手だけでダイヤルのようにアプリケーションを選べたり、起動中のアプリをワンタッチで終了できたりする

櫛田 「Android 3.1にはUSBデバイスを自動認識する機能が追加されました。ただしタイミングというか、元々IdeaPad Tablet K1はAndroid 3.0ベースで開発されていたもので、USB端子を付ける意味が薄かったというのが理由のひとつです。一方、ThinkPad Tabletは当初からキーボードを外付けできるようにするという目標があったので、ラッキーだったとも言えます。

 ただしIdeaPad Tablet K1にUSBデバイスを接続できるようにしたいと検討は進めています。例えばオプションのケーブルを用意したり、ソフトの追加などで対応は可能ですから」


── デザイン面でのこだわりについてもお伺いしたいと思います。ツートンカラーというのは特徴的ですが。

櫛田 「IdeaPad Tablet K1にはホワイトとレッドの2色のカラーバリエーションがあり、背面を硬い金属製のフレームで覆う構造となっています。

 実機を見ていただくと下側のフチが広く取ってありますが、これはオプションで出すドッキングステーションに置く際に強度を保つことを目的としています。また下に重いものを置くことで、重心が低く安定するというメリットもありますね」

背面。主要な操作部材は左側面に配置。スリムさを強調したデザイン

── なるほど。側面から見ると金属部分とアクリル素材の部分が斜めに組み合わせられているので、実際よりも薄く感じます。

櫛田 「ワールドワイドモデルでは革シボ風の素材にするなど、質感にも凝ったモデルが存在します。国内ではカバーを付ける用途が高いと想像しているので、デザイン自体はシンプルにしていますが、サードパーティ製のカバーなどを含めて楽しんでいただければと思います。