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2011年夏のスマホ「AQUOS PHONE SH-12C」ロードテスト 第2回

バッテリーが持たない!? SH-12Cの活動限界を伸ばせ!

2011年08月04日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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禁断のアイテム!?
非純正の大容量バッテリーに手を出す

1240mAhの純正バッテリー(左)と、「MUGEN POWER」の1600mAh大容量バッテリー。サイズは微妙に厚いかなという程度の違い

 不要アプリを切ったり、GPSを自動切り替えしてバッテリー消費を減らそうという作戦はうまくいかなかった。これは困ったということで、最後の手段として手を出したのが、「非純正品の大容量バッテリーを使う」という方法だ。香港の企業が発売する「MUGEN POWER」という大容量バッテリーの、SH-12C用を使ってみようというわけだ。

 SH-12Cの標準バッテリーは容量1240mAh。それに対して、MUGEN POWERのSH-12C用大容量バッテリーは、同じサイズで約1.3倍の1600mAhをうたっている。1.3倍にもなれば、なんとか1日は持ちそうだ。2.6倍の3200mAhという巨大バッテリーも商品化されているが、こちらは厚みが倍になるので見送り。

 言うまでもなく、こうしたバッテリーは動作保証外である。SH-12Cではそういう話を聞いたことはないが、携帯電話のバッテリーと言えば「火が出た」「爆発した」という話がネットを賑わすこともある危険物だ。非純正バッテリーを使うのは、本音を言えば避けたい。おまけに「MUGEN POWER」なんて名前からして、第6文明人の遺跡から発掘されたような、危険な臭いがするではないか。

 ネット通販での実売価格は4000円未満という安さも魅力だったので、不安はあったが結局1個注文してみた。届いた実物は上の写真のとおり。見た目はわずかに純正品より厚みがあるようだが、本体に装着した状態での違和感はまったくない。購入後は大容量バッテリーを使い続けているが、朝から晩までかろうじて1日持つ、という程度のバッテリー駆動時間を確保できるようになった。

 普段使いの大容量バッテリーと合わせて純正品のバッテリーも持ち歩くようにしたので、ヘビーに使っても丸1日は安心して使い続けられるようになった。ノートパソコン並みにバッテリーに気を使わなくてはならないというのは、何か釈然としないものがあるが……。

 というわけで、次回こそはGALAPAGOS Appでの電子書籍の話をしたい。

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