ソニーは3日、同社の3D対応液晶テレビ「ブラビア」向けに、幅広いジャンルの3D映像を無料で視聴できる体験チャンネル「3D Experience」の映像配信を開始した。2010年以降に発売されたインターネットテレビ機能搭載の3D対応ブラビア24機種で、無料で視聴できる。
3D Experienceは、3D対応ブラビアのインターネット動画サービスのひとつとして追加される機能となっている。日本代表チームが優勝した「FIFA 女子ワールドカップ 2011 ドイツ大会」や、同じく日本代表が健闘した「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」のハイライトシーンが配信。特に2010 FIFA ワールドカップの映像では、日本対オランダ戦や決勝のスペイン対オランダ戦が試合すべてを公開するなど、無料とは思えない充実した番組が配信されている。
サッカーのほかにも、テニスの世界大会「ウィンブルドン 2011」、ゴルフの「2011 マスターズ ゴルフトーナメント」といった人気スポーツのダイジェストといった、3D映像で撮影されたスポーツ映像が豊富にラインナップ。さらに「THE 世界遺産 3D」のダイジェストや旭山動物園の映像などの自然映像や、3D映画のダイジェストなど、計67番組が用意されている。番組は順次追加の予定。
対応する機種は3D対応ブラビアのうち、2011年に発売された「HX920/820/720、NX720、EX720/72S」と、2010年発売の「LX900/HX900/HX800」など、全9シリーズ24機種。2011年モデルは本日から視聴可能。2010年モデルについては、9月上旬の対応になる予定。なお視聴には、12Mbps程度の実効速度を持つブロードバンドインターネット接続が必要である。