とある書き手の小物調査ーガジェットチェックー 第3回

俺の両手が奏でて唸る！　指先で交響詩篇「ピアノグローブ」！

Drumは檄ムズ

　老若男女問わず、暇なときや考え事のとき、指でビートを刻んだことがあるだろう。すでに紹介しているように、TONEのDrumであれば、GMっぽい音色で楽しめてしまうのだ！（筆者はGS派だったが。SC-88proにはお世話になりました。黒ボディにオレンジ液晶はステキだった。九十九百太郎さんのMIDIデータがすごいとか懐かしいなぁ！）

　さて、Drumを選んだ場合の配置は以下の画像の通りで、キックが右手親指なのはありがたいが、スネアは左小指、ハイハットは左手薬指とだいぶきっつい配置になっている。4小節くらいならば大丈夫だが、それ以上になると小指が吊りそうになった。もうちょっとやりやすい配置にしてほしいもの。

また演奏者のメモ書きだが、左手の小指がスネア、薬指がハイハットという難儀な配置になっているため、ビートを刻むのはかなり難しく感じた

Drumで演奏してみたところ

ちょっとした気分転換にオススメ！

　本格的なピアノ……というならキーボードを買いたまえだが、ちょっとした気分転換やレディ or ガールへの変化球的なプレゼントとしてはオススメ。音ゲー好きな子なら喜びそうだ（1日くらいは）。また小さいお子さんなら、無条件に楽しめるんでないだろうか。

　といったところで締めたいところだが、大きなボーイ用の用途を考えてみた。ひとつ目はゲームプレイの手袋として。ボタン入力が的確に行なえているか、音で判断できるなんてすばらしい！　格ゲーだとちょっと音ウザいんだけど。
　次に、よりキュートでポップな萌え萌えキュンアクション用途。スピーカーにはフックが付属しているので、それを胸元なり腰なりに引っかけ、おもむろに萌え萌えキュンっぽいアクションを取れば、触れた指先から音が！というわけだが、下記の通り、実際にやってみたら超絶むさかった。ごめんなさい。

Xbox 360のコントローラーでプレイしているところ。とくにLRボタン、LRトリガーを酷使するタイトルでは、入力確認用としてけっこう優秀だった

萌え萌えキュンでラブパワー注入な感じで使ってみたが、予想以上にムサさが加速されるだけの結果に。女の子とか男の娘がやれば、けっこう絵になるんじゃないだろうか

　そんなわけで、サンコーたんらしいネタガジェット。秋葉原なら装着して歩いていても「普段着」扱いなので安心。夏休みアキバデビュー野郎は装着して、一歩先ゆくスタイルに挑戦してもらいたい。あ、でも音鳴らしてると面倒になるから気をつけてね！

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筆者紹介――林 佑樹

　フリーランスの編集・ライター・フォトグラファーなど、よくわかんない生活を満喫する一級在宅士。媒体問わずエンジョイする系。最近はスマホ漬けライフ。

　最近、ボクシングを始めました。ビッグバン・パンチがやりたくて。あと、コミケは2日目に売り子でいます。場所とか参加サークルについては、Twitterアカウントをチェックしてね！